→ ルヴァン杯は準優勝に輝いたもののリーグ戦は10位。期待以下の成績に終わった札幌だったがオフの補強には動かなかった。新たに加入するのはMF田中駿(大阪体育大)とMF金子拓(日本大)とMF高嶺(筑波大)の大学生の3人のみ。チームを離れたのも期限付き移籍のMF岩崎(→湘南)のみ。Jリーグの長い歴史を振り返ってみても「ここまでオフ期間中に選手の入れ替えを行われなかったチームは珍しい。」と言える。
ある意味では思い切った方法を取ったがこれが吉と出るか?凶と出るか?は注目点になる。主力の多くが働き盛りの年齢の選手であり、現有戦力のままでも十分に上位争いに参加できるとフロントは考えていると思うがメンバーが変わらないとマンネリ化や停滞感が生まれる。新たにポジションを獲得する選手が出てこないといけないので大卒の3人にかかる期待は大きい。特にMF田中駿にかかる期待は大きい。