→ 2007年以来のJ1復帰を果たした横浜FCの平均予想順位は16.39位。18チームの中で最低評価になる。「J1で戦うのは2度目で、かつ、J1残留を果たした経験が1度もない。」となると18番手評価になるのも仕方がない。前回、J1だった2007年の平均予想順位は16.07位。昇格2年目となる甲府が16.23位で18番手評価だった。ワースト評価ではなかったが4勝26敗4分けで勝ち点「16」のみ。大惨敗を喫した。
104名(=76.5%)が横浜FCを16位以下に予想しているので前評判は低いが2007年の時と比べると戦力は整っており、「J1残留を果たしたとしても驚きではない。」と言える。なお、順位予想バトル(J1編)が始まった2007年以降で「18番手評価を受けたチーム」がJ1残留を果たしたのは3例のみ。2009年の山形、2012年の鳥栖、2016年の甲府しかない。残留確率は23.1%。前評判通りでJ2に降格しているチームが多い。
17位:湘南ベルマーレ ・・・ 平均予想順位→16.14位
→ 徳島との参入決定戦で引き分けて辛くもJ1残留を果たしたが前評判は非常に低い。18番手評価の横浜FCとの差も「0.25」のみ。今後の参加者の予想次第で18番手評価に転落することも十分に考えられる。こちらも99名(=72.8%)が16位以下に予想しており、1桁順位と予想したのは1名のみ。ほとんど全ての人は湘南を2桁順位と予想している。8位以内に予想した人はゼロ。上位に予想した人は今のところ誰もいない。
現役のノルウェー代表であるMFタリクの獲得に成功するなど事前予想とは違って悪くないオフになっているがそれでもFW山崎凌、MF杉岡、DF山根視、GK秋元などが抜けている。前評判が低くなるのは致し方ないところである。ポジティブな要素を挙げると直近の3年間は2017年の札幌、2018年の清水、2019年の大分と「17番手評価を受けたチームが躍進している。」という点になる。3チームに続くことができるか?
16位:サガン鳥栖 ・・・ 平均予想順位→15.62位
→ MFクエンカやDF三丸やMF小野裕が抜けるなど主力の退団が目立った鳥栖の平均予想順位は15.62位。下から3番目になる。同じように92名(=67.6%)が16位以下に予想しており、18位に予想した人は27名(=19.9%)もいる。17番手評価の湘南や18番手評価の横浜FCとの差はそこまで大きくないので「降格候補の1つ」として開幕を迎える可能性が高まっている。1桁順位と予想した人はわずか4名のみとなる。
2012年に初昇格を果たしてからずっと「J1残留」を勝ち取っているが、すでに触れたとおり、昇格1年目の2012年は下馬評を覆して5位と大躍進した。この年の鳥栖の平均予想順位は16.72位。「±の数値(平均予想順位と最終順位の差)」は+11.72。これは2007年から始まった順位予想バトル(J1編)の歴史の中で最も高い数字になる。他に「+10以上」になったのは2008年の大分と2012年の広島のみ。3例しかない。
15位:清水エスパルス ・・・ 平均予想順位→15.01位
→ 最終節で何とかJ1残留を果たした清水はクラモフスキー監督を招聘したが絶対的な存在だったFWドウグラスが神戸に移籍したこともあって前評判は非常に低い。14番手評価となる浦和の平均予想順位は12.65位なので15番手評価の清水との差は大きい。現状は「清水・鳥栖・湘南・横浜FCの4チームが残留争いの中心になる。」と考える人が多いようだ。61名(=44.9%)が清水を16位以下に予想している。
左SBのDF松原后もシントトロイデンに移籍するなど厳しいオフになっていたが1月中旬になってからGKネト・ヴォルピとDFヴァウドとDF金井の加入が決定。FWティーラシンとFWカルリーニョス・ジュニオールの獲得も確実になるなど徐々に戦力が整ってきた。2018年の開幕前も清水は低評価されていたがヤン・ヨンソン監督の元、7位と躍進した。今年も外国人選手が期待通りに働くようだと上位進出もあり得る。
14位:浦和レッズ ・・・ 平均予想順位→12.65位
→ 賛否両論ある中で大槻毅監督の続投を決めた浦和の評価は非常に低い。浦和を16位以下に予想した人は19名(=14.0%)もいる。平均予想順位は12.65位なので「降格候補」というわけではないが下から5番目になる。Jリーグを代表するビッグクラブなので、ほぼ毎年、上位候補に挙げられており、2007年以降で一番平均予想順位が低かった年でも2012年の9.57位だったがクラブ史上最低になるのは確実である。
2019年の開幕前は上位候補に挙げられた。平均予想順位は3.14位。川崎Fに次いで2番目に高い評価を得ていたがまさかの14位。±の数値は「-10.86」と散々だった。この数字は2012年のG大阪の「-13.11」、2014年のC大阪の「-11.69」、2018年の柏の「-11.23」に次いで2007年以降では4番目に悪い数字だった。言うまでもなく、2012年のG大阪、2014年のC大阪、2018年の柏はいずれも「J2降格」だった。
13位:ベガルタ仙台 ・・・ 平均予想順位→11.65位
→ 先日、「2019年度の最終損益は2億7100万円になる見込み」と報じられた。財政事情は気になるが今オフの仙台はクラブ史上最高ともいえる大型補強を敢行した。近年の仙台は、ほぼ毎年、「降格候補の1つ」に挙げられており、2014年以降の6年間の平均予想順位は13.91位→14.79位→13.72位→14.02位→12.74位→13.80位。15番手→14番手→15番手→15番手→15番手→15番手だったが今年は一味違う。
ここまで11.65位で13番手評価になる。仙台を16位以下に予想したのは3名(=2.2%)のみ。逆に8位以内に予想した人が19名(=14.0%)なので上位予想する人も少なくない。2位とクラブ史上最高成績を残した2012年の平均予想順位は10.02位。9番手評価だったので前評判はそこまで高くなかったが快進撃を見せて最後まで優勝争いに絡んだ。最後に上位争いに参加したのは2012年。久々となる上位進出は果たせるか?
表1. 順位予想バトル(J1編)の集計経過 (136名分)
ランク | クラブ名 | 平均予想順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 | 11位 | 12位 | 13位 | 14位 | 15位 | 16位 | 17位 | 18位 |
1 | 横浜Fマリノス | 3.14 | 36 | 25 | 26 | 15 | 17 | 10 | 2 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2 | 鹿島アントラーズ | 3.70 | 27 | 28 | 29 | 15 | 9 | 8 | 7 | 5 | 1 | 2 | 2 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
3 | 川崎フロンターレ | 3.87 | 27 | 26 | 23 | 14 | 18 | 4 | 9 | 5 | 7 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
4 | セレッソ大阪 | 5.52 | 15 | 17 | 11 | 16 | 11 | 17 | 14 | 13 | 4 | 6 | 4 | 3 | 2 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 |
5 | ヴィッセル神戸 | 6.15 | 6 | 10 | 9 | 20 | 17 | 18 | 15 | 12 | 8 | 9 | 6 | 1 | 3 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 |
6 | 柏レイソル | 6.20 | 8 | 14 | 12 | 16 | 14 | 15 | 9 | 10 | 10 | 9 | 11 | 3 | 3 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 |
7 | FC東京 | 6.35 | 6 | 6 | 7 | 12 | 16 | 21 | 27 | 16 | 11 | 5 | 5 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
8 | サンフレッチェ広島 | 8.21 | 1 | 1 | 7 | 12 | 9 | 11 | 10 | 26 | 19 | 7 | 12 | 7 | 7 | 1 | 3 | 2 | 1 | 0 |
9 | コンサドーレ札幌 | 8.80 | 3 | 3 | 5 | 7 | 3 | 15 | 8 | 10 | 17 | 15 | 26 | 13 | 4 | 3 | 0 | 3 | 1 | 0 |
10 | ガンバ大阪 | 8.82 | 3 | 3 | 4 | 4 | 9 | 5 | 20 | 9 | 16 | 22 | 15 | 11 | 7 | 2 | 2 | 3 | 1 | 0 |
11 | 大分トリニータ | 11.25 | 1 | 1 | 1 | 1 | 3 | 5 | 7 | 9 | 6 | 13 | 14 | 20 | 21 | 17 | 9 | 6 | 2 | 0 |
12 | 名古屋グランパス | 11.54 | 1 | 1 | 1 | 1 | 3 | 1 | 3 | 6 | 13 | 16 | 9 | 26 | 23 | 13 | 10 | 4 | 4 | 1 |
13 | ベガルタ仙台 | 11.65 | 1 | 0 | 1 | 3 | 1 | 2 | 4 | 7 | 10 | 11 | 13 | 22 | 19 | 23 | 16 | 1 | 1 | 1 |
14 | 浦和レッズ | 12.65 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 2 | 1 | 4 | 9 | 10 | 8 | 14 | 21 | 23 | 20 | 11 | 4 | 4 |
15 | 清水エスパルス | 15.01 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 6 | 3 | 6 | 7 | 23 | 28 | 22 | 22 | 17 |
16 | サガン鳥栖 | 15.62 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 2 | 4 | 2 | 6 | 10 | 16 | 38 | 27 | 27 |
17 | 湘南ベルマーレ | 16.14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 2 | 2 | 6 | 6 | 18 | 25 | 44 | 30 |
18 | 横浜FC | 16.39 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 2 | 5 | 8 | 12 | 20 | 28 | 56 |
受付期間(J1編) ・・・ 新シーズンの予想の受付を開始しました。
2020年1月7日(火)~2020年2月20日(木)まで
→ J1の開幕戦(2月21日)の前日までです。
→ 不公平が生じるので、それ以後は受け付けません。
→ 順位決定方式やポイントの計算方式等のルールはこれまでと全く同じです。
→ 同ポイントで並んだときは投稿時期が早かった人が上の順位になります。
→ 早い時期に投稿した方がいい順位(いい成績)になる可能性が高まります。
→ 誤字・脱字・抜け・漏れにはくれぐれもご注意ください。
→ たくさんの予想が集まった方が面白いので気軽に参加してください。
【質問内容】
(項目1) ハンドル名
(項目2) 年代
(項目3) 性別
(項目4) 地域
(項目5) 好きなJリーグのチームはどこですか? (複数選択可)
(項目6) J1の全18クラブの順位を予想をしてください。
(項目7) その理由を簡潔にお書きください。
(項目8) 2020年のJ1で注目するクラブとその理由をお書きください。(好きなクラブ以外で)
(項目9) 2020年のJ1で注目する選手とその理由をお書きください。
(項目10) 2020年のJ1でブレイクすると思う若手選手は誰ですか?
(項目11) 好きな選手(好きだった選手)とその理由を教えてください。 (省略可)
・投稿用フォーム (J1編) → https://form1ssl.fc2.com/form/?id=d891dd2db0db8597・投稿用フォーム (J2編) → https://form1ssl.fc2.com/form/?id=1d0624440ac55df6・投稿用フォーム (J3編) → https://form1ssl.fc2.com/form/?id=855132f3d67e69b7
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