5位 : ファジアーノ岡山→ 15ゴールを挙げたMF仲間(→柏)の移籍が決定した。攻撃の中心であり、チームの顔だった選手なので大きな穴が空いてしまったがこれだけの活躍を見せた選手なので今オフに移籍の道を選択するのは確実だった。「残ってくれるかもしれない。」という淡い期待を抱いて残留交渉に臨んで年明けに移籍を決断されると穴埋め作業は難しくなるが早い段階で「流出濃厚」となったので代役探しは進めやすかった。
MF仲間の後釜として大きな期待が集まるのはMF上門(FC琉球)になる。38試合で14ゴールを挙げているので今シーズンの数字だけを比較するとMF仲間と遜色ないレベルである。華奢な身体つきでありながらパンチ力のある右足を持っている。これまでずっと沖縄で過ごしてきたので「大都会」の岡山での生活に馴染むまでに時間がかかると思うが新・エース候補としてサポーターの期待を一身に集めるだろう。
補強ポイントだった左SBの即戦力としてDF徳元(FC琉球)を獲得できたのも大きい。「攻撃力の高い左利きの左SB」は日本には少ないので早い段階でDF徳元を確保できたのは良かった。守護神のGK一森(→G大阪)が流出してしまったが高いポテンシャルを持っているGK金山がいるので大きな穴にはならないだろう。あとはFWイ・ヨンジェの動向である。彼が残留するようだと昇格を狙える戦力になるが・・・。