モンテディオ山形→ プレーオフの2回戦で徳島に敗れて「J1復帰」を逃した山形は木山監督が退任して愛媛FCや京都で指揮を執った経験のある石丸監督を招聘した。石丸監督は2013年と2014年に愛媛FCの監督を務めており、その後任として愛媛FCの監督に就任したのが木山監督だったが、石丸監督の方が攻撃的なサッカーを志向するタイプの指導者になる。なので、山形のサッカーも木山体制の時と比べると攻撃的になる可能性が高い。
木山監督が愛媛FCの監督を退いて山形に移って来たときはGK児玉、FW瀬沼、DF茂木力、FW阪野も引き連れてきた。GK児玉以外の3人は期限付き移籍だったので愛媛FCが保有権を持っていたわけではなかったが勝手知ったる選手をたくさん連れてきた。「仙台に移る木山監督が同じようなことをするのでは?」とも言われたが今のところはそういう流れにはなっておらず。現段階で主力の流出の話は全く流れていない。
すでにGK櫛引、DF栗山、DF熊本、MF三鬼、MF本田拓、MF中村駿、MF山岸祐の残留は確定している。ベテランのMF本田拓以外は中堅世代の選手であり、2019年にプレーヤーとしての価値を高めた選手なので興味を示すクラブはあったと思うが無事に残留が確定した。レギュラー格の選手の中で動向が不透明なのは攻撃の中心になったMF坂元、12ゴールを挙げたFW大槻周、期限付き移籍中のMF柳の3人くらいである。