■ クオリティが高いサッカーダイジェストの選手名鑑ネットが発達した影響を諸に受けている分野の1つは本屋だろう。2019年もあと1週間ほど。2010年代もそろそろ終わりに近づいているので今年を振り返ってみたが「本屋に行った記憶」はほとんどない。おそらく、2・3回くらいだと思う。家の近くに本屋がないわけではない。車で10分くらいのところに結構な規模の本屋がいくつかあるがほとんど行かなかった。年間に本屋に行った回数は今年が人生ワーストだろう。
学生時代や社会人になってからの最初の数年間は頻繁に本屋に通っていた。立ち読みで終わるケースも多かったがサッカー関係の雑誌でいうとサッカーマガジンとサッカーダイジェストが週刊だった頃は、ほぼ毎回、発売日に本屋に行って内容を確認していたがいつの間にか行かなくなった。あれほど週刊サッカーマガジンや週刊サッカーダイジェストの発売日が待ち遠しかった時代があったことを懐かしく思う。
そもそもとしてあまり本を読まなくなったし、あまり本を買わなくなったが、「毎年、必ず、買っている。」という本は未だにいくつかある。その1つはJリーグの開幕前に発売されるサッカーダイジェストの選手名鑑になる。今年の定価は税込みで980円だったが、毎年、本当にお世話になっている。「日本中で、一番、サッカーダイジェストの選手名鑑を使っている。(読んでいる。)」と自負しているほどである。
サッカーダイジェストの選手名鑑は見やすくてページ数も多くて情報量も多くて資料としては極めて優秀である。毎年、誤字や脱字などは滅茶苦茶あるが「それは仕方がない。」と割り切っている。一方、エル・ゴラッソの選手名鑑も同じタイミングで購入しているがあまり利用していない。選手名鑑のみで比較するとサッカーダイジェストの方がはるかに優れていると個人的には思う。老舗のパワーはまだまだ侮れない。