1人目 : MF 嶋田慎太郎 (大分トリニータ)→ 「1年でのJ2復帰」を目指した熊本だったが残り1試合で2位の群馬との差は「3」。勝ち点で並んだとしても得失点差を挽回するのはほぼ無理なので昇格は絶望的となった。来シーズンもJ3で戦うのは間違いない状況になった。33試合で45得点なので得点力不足に苦しんだ。攻撃の中心になれる選手を必要としているが熊本ユース出身のMF嶋田慎(大分)を再獲得できるチャンスがある場合はアタックしたい。
2人目 : DF 中村太亮 (大宮アルディージャ)→ 左SBのDF高瀬は28試合で4ゴール5アシスト。完全復活を果たした。「J3で屈指の左SB」と評価されるようになったので彼を引き止めるのは難しいと考えられる。左SBは補強ポイントになるが大宮で出場機会を得られていないDF中村太であれば熊本が獲得できる可能性はある。攻撃力の高い左SB/WBなので少なくとも攻撃の部分ではDF高瀬が抜けたときに生まれる穴を高確率で埋めることが出来るだろう。
3人目 : MF 澤上竜二 (セレッソ大阪)→ 期待が集まったFW原一樹とFW三島康の2人は怪我もあって出場機会は増えなかった。FW原一樹は1,112分、FW三島康は731分の出場にとどまった。どちらもピッチに立ったときは大きな存在感を発揮したが年齢を考えるとフル稼働は不可能に近い。働き盛りの年齢のCFを獲得して軸に据えたいがFW澤上は身体能力が高くてサイズもある。今シーズンはJ3のC大阪U-23での出場が多いのでJ3にも慣れている。
4人目 : FW 田中智大 (カターレ富山)→ 秋田時代の2017年は31試合で15ゴール9アシスト。J3優勝の立役者になってJ3でMVP級の活躍を見せた。ただ、2018年は18試合で6ゴール1アシスト、富山に移った今シーズンも8試合の出場にとどまっている。それでも4ゴールを挙げているので得点力は高い。ここ2年間は怪我に苦しんでいるがJ3の中では上位クラスの実績を持ったストライカーである。背は高くないがポストプレーが上手くて起点にもなれる。
5人目 : MF 清原翔平 (ツエーゲン金沢)→ 「熊本の新監督が誰になるのか?」は現時点では全く分からないが金沢との契約が満了になったMF清原は実績のある選手である。現役続行を希望しており、移籍先を探している最中になるが右SHの位置から点に絡める。「2列目の選手の得点力の低さ」は近年の熊本の最大の弱点と言えるので「得点力の高い2列目の選手」を獲得しないといけない。165センチでありながら空中戦に強い選手として知られている。
6人目 : MF 平岡翼 (栃木SC)→ Jリーグでも屈指のスピードを持っているスピードスター。2018年にJ3のFC東京U-23で活躍して昨オフに栃木SCに完全移籍となった。期待値は高かったが15試合の出場のみ。スタメンの機会は無かった。持ち味を出し切れなかったが絶対的な武器を持っているのでJ3であれば大きなインパクトを残せる可能性がある。2018年はJ3のFC東京U-23で29試合で7ゴール1アシストを記録するなどJ3の舞台に慣れている。
7人目 : MF 米原秀亮 (松本山雅)→ 熊本ユース出身。プロ1年目の2017年は3試合、2018年は27試合に出場した。J2で才能の片りんを見せたことで評価は急上昇。青田買い的な補強で昨オフに松本山雅が獲得に乗り出した。「J1で即戦力として活躍する。」とは誰も想像していなかったとは思うがルヴァン杯の出場のみに終わった。秋には左肩の手術をするなど苦しい1年になったが「古巣に戻ってJ3で試合経験を積む。」というのも1つの方法である。
8人目 : FW 米澤令衣 (鹿児島ユナイテッド)→ 昨オフにC大阪から鹿児島に完全移籍したが新天地の鹿児島のサッカーにフィットできず。8試合で1ゴールにとどまった。不本意な1年になったがJ3のC大阪U-23ではコンスタントにゴールを決めており、2018年にはJ3で28試合で12ゴール2アシストを記録している。シュート精度が高くて、トラップの技術の高さは目を見張るものがある。鹿児島はJ3に降格する可能性が高まっており、鹿児島に残る可能性は低い。
9人目 : FW 佐藤晃大 (徳島ヴォルティス)→ G大阪時代の2012年にJ1で11ゴールを記録した実績を持っているが2017年以降はJ2でゴールなし。3年連続でノーゴールに終わった。リカルド・ロドリゲス監督のサッカーにフィットしきれずに出場機会は激減しているので今オフにチームを離れる可能性は高い。高さがあって前線で起点になるプレーは上手な選手なのでJ3のクラブが獲得に乗り出す可能性はある。献身的なプレーが出来るのも特徴の1つになる。
10人目 : FW 赤嶺真吾 (ファジアーノ岡山)→ J1で3度、J2で1度の2桁ゴールを記録しているストライカーも35歳になった。2018年は36試合で2ゴール3アシスト、2019年は22試合で1ゴール1アシストのみ。J2でも厳しくなってきた。2016年から岡山でプレーしているがチームを離れる可能性はある。熊本はFW原一樹とFW三島康というベテランのストライカーを2人も抱えているがFW赤嶺はJ3であればまだまだ活躍できる可能性はある。点の取れる選手である。
→ 2018/04/04 【東京世代】 「和製・レドンド」と呼びたいMF米原秀亮(ロアッソ熊本)
→ 2019/07/06 【J3】 大卒ルーキーのFW北村知也(ロアッソ熊本)の活躍が神がかっている件
★ 現在の投票数 → 28票
→ 最大で20個まで投票することができます。
→ 「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。)
クラブ別の人気エントリー・ベスト10 (ロアッソ熊本編)
01位 2015/09/10 うまかな・よかなスタジアムでサッカー観戦したときに気になったこと (全部で10個)
02位 2017/09/16 【Jリーグ】 ロアッソ熊本の歴代ベストイレブンを考える。 (2008年-2017年)
03位 2015/02/15 【磐田×熊本】 未知なる可能性を秘めた19歳のアタッカーのMF嶋田慎太郎
04位 2007/02/13 ロッソ熊本の騒動
05位 2015/08/28 【熊本×札幌】 初めてのうまかな・よかなスタジアム (生観戦記) (その1)
06位 2015/08/28 【熊本×札幌】 初めてのうまかな・よかなスタジアム (生観戦記) (その2)
07位 2015/09/02 【熊本×札幌】 初めてのうまかな・よかなスタジアム (生観戦記) (その3)
08位 2015/09/06 【熊本×札幌】 初めてのうまかな・よかなスタジアム (生観戦記) (その4)
09位 2018/04/04 【東京世代】 「和製・レドンド」と呼びたいMF米原秀亮(ロアッソ熊本)
10位 2009/01/23 藤田俊哉のロアッソ加入とJリーグの広がり
00位 2019/12/06 クラブ別エントリー(ロアッソ熊本)
- 関連記事
-