鹿児島ユナイテッド→ 昇格1年目の鹿児島は39節を終えた時点で10勝22敗7分けで勝ち点「37」。20位と残留圏ギリギリに位置する。残り3試合で21位の栃木SCとの差は「4」、22位のFC岐阜との差は「7」になる。『負けると降格圏に転落する。』という状況で迎えた10月30日(水)のFC岐阜戦(H)で勝利できたのが大きかった。31節から5連敗を喫したがここ5試合は1勝4分け。5試合で2得点/1失点なのでロースコアの試合が多い。
ここ5試合のうち、3試合がスコアレスドローなので最近の戦いぶりは鹿児島らしくないが5試合で勝ち点「7」を獲得できたことで「J2残留」が見えて来た。栃木SCも諦めていないので「4差」というのはセーフティーリードとは言えないが有利な立場に立っているのは間違いないところ。鹿児島の残り3節の対戦相手は柏(A)→水戸(H)→福岡(A)、栃木SCの残り3節の対戦カードは大宮(H)→長崎(A)→千葉(A)となる。
栃木SCの対戦相手が厳しいことを考えると「何とかJ2に残留できそうな状況になっている。」と言える。2020年もJ2で戦える可能性が高まっているが来シーズンはもっと上の成績を残したい。「鹿児島のサッカー」というと多くの人は鹿児島城西高のFW大迫や鹿児島実業高を思い出すと思うがサッカーは盛んな土地柄である。動員数も昇格1年目にしてはまずまずである。大きく成長できる可能性のあるクラブと言える。