10位 : FW 黒川淳史 (水戸ホーリーホック)→ 2018年は28試合で3ゴール3アシストだったが今シーズンは35試合で7ゴール4アシスト。上位争いをする水戸の攻撃の軸となって評価を大きく高めた。夏にはアラベスが関心を寄せるなど海外クラブも注目をする選手になった。典型的なテクニシャン系の選手になるが運動量が多くて守備での貢献度も高い。「現代的なアタッカー」と言える。課題だった得点力が向上してアタッカーとしての評価は一気に高まった。
9位 : MF 柳貴博 (モンテディオ山形)→ FC東京からの期限付き移籍になるが前半戦(1節-21節)は出場機会に恵まれず。「MF三鬼の控え」という立ち位置だったがMF三鬼が怪我等で離脱した隙に右WBの定位置を確保すると185センチのサイズを生かしたダイナミックなプレーを連発して上位争いをする山形の中心におさまった。サイズとスピードとパワーを兼ね備えているのでかなりの大器である。24試合で2ゴール5アシスト。多くのゴールに絡んでいる。
8位 : MF 仲間隼斗 (ファジアーノ岡山)→ 2018年は38試合で8ゴール2アシスト。攻撃の中心として活躍したが加入2年目の今シーズンはさらに数字を伸ばして39試合で15ゴール5アシスト。J2でベストイレブン級の活躍を見せている。チャンスメーカーとしての能力は早くから評価されていたが岡山に移籍してシュート技術が向上。より危険な選手になった。運動量が豊富で粘り強い守備が出来るのも特徴になる。ここ2年ほどでワンランク上の選手になった。
7位 : MF 中山克広 (横浜FC)→ 専修大出身の大卒ルーキー。前評判は高くなかったが4月末からスタメンで起用されるようになると持ち味であるスピードを生かしたダイナミックなプレーを連発。夏以降に快進撃を見せて2位に浮上した横浜FCの中心の1人として目覚ましい働きを見せている。29試合で6ゴール5アシスト。味方のチャンスをおぜん立てするプレーも得意にしている。サイドが主戦場になるがたくさんのチャンスに絡むことが出来る。
6位 : DF 志知孝明 (水戸ホーリーホック)→ 大卒4年目になるが左SBにコンバートされてブレイクを果たした。2017年の後半戦はJ3の福島に期限付き移籍してまずまずの活躍を見せたが松本山雅ではほとんど出場機会がなかった。「決意のコンバート」だったが38試合で5ゴール4アシスト。直近の山形戦(H)はベンチスタートになったので開幕から続いていたフルタイム出場の記録は途切れてしまったが「J2を代表する攻撃的な左SB」と評される選手になった。
5位 : FW 一美和成 (京都サンガ)→ G大阪からの期限付き移籍になるが33試合で16ゴールを記録するなど新生・京都の得点源として目覚ましい成績を残している。クラブ自体は秋以降に大失速してプレーオフ出場も難しくなっているがFW一美は評価を大きく高めるシーズンになった。ハードワーカー系のCFだったが決定力がアップしてコンスタントに点が取れる選手になった。東京世代なので「五輪代表でテストされてもおかしくない選手」である。
4位 : MF 坂元達裕 (モンテディオ山形)→ J2のクラブに加入する大卒ルーキーのほとんどは即戦力になることが期待されるが「今年のナンバー1の大卒ルーキー」はMF坂元で決まりだろう。高度なテクニックを駆使して「攻撃が単調になりやすい。」という点が積年の悩みだった山形の攻撃を大きく変えた。39試合で7ゴール2アシストというのは立派な成績になる。左利きでアイディアを持った選手なので攻撃においてはアクセントを加えることが出来る。
3位 : FW イ・ヨンジェ (ファジアーノ岡山)→ 元・韓国代表のストライカーも昨シーズンは11試合で1ゴールのみ。期待に応えることは出来なかったが加入2年目の今シーズンは39試合で18ゴールを記録するなど目覚ましい活躍を見せている。サイズがあってスピードがあってパワーもあるので長崎時代から「大器」と言われていたがついにブレイクした。キャリアハイは長崎時代の2015年と京都時代の2016年の7ゴールだったが一気に自己記録を更新した。
2位 : MF 上門知樹 (FC琉球)→ 2018年はJ3で18試合で2ゴールのみ。十分な活躍は出来なかったが高卒4年目の今シーズンは自身初となるJ2の舞台で36試合で14ゴールを記録するなどFC琉球の新・エースとしての地位を確立した。テクニックが武器となる技巧派のアタッカーだったが今シーズンは得点力が大幅に向上した。特に目立つのはミドルシュートの威力と精度が大きく向上した点になる。1997年生まれなので東京世代になる。
1位 : FW 呉屋大翔 (V・ファーレン長崎)→ 「大学ナンバー1のストライカー」と評価されて鳴り物入りでG大阪に入団しながら過去3年間は不発。開幕後にJ2の長崎に期限付き移籍となったが33試合で22ゴールを記録するなど覚醒のシーズンになった。いろいろな形からゴールを奪うことが出来る天性のゴールゲッターである。フォワードの層がまずまず厚いG大阪に戻る可能性はあまり高くないことを考えるとオフは争奪戦に発展する可能性が高い。
→ 2019/11/05 【J2】 2019年にブレイクした選手を選んでみた。 (11位-20位)
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