■ 昨シーズンに続いて大混戦残留争いは2018年に続いて大混戦になっている。2018年は最終的には勝ち点「41」で横浜FM・湘南・鳥栖・名古屋・磐田の5チームが並ぶ形になった。16位の磐田が参入決定戦に回って東京Vに2対0で勝利。何とかJ1残留を果たしたが29節を終えた時点で9位のG大阪、10位の神戸、11位の仙台、12位の浦和、13位の清水が同じ勝ち点「35」で並んでいる。この5チームの年間の勝ち点ペースは「41.0」になる。
昨シーズンと似た展開になっているが「J1残留」が確定しているのは鹿島・FC東京・横浜FM・広島・C大阪・川崎Fの6チームになる。勝ち点「43」の大分は16位の湘南との差が「12」。残り5試合なので「次節にもJ1残留が確定する。」という状況になった。大分はすでに勝ち点「43」を獲得しているのでよほどのことがない限りは大丈夫だろう。大分が残留を達成できた場合は「2008年以来のJ1残留」となる。
8位の札幌は勝ち点「40」になる。こちらも「よほどのことがない限りは大丈夫」と言えるが5連敗するようだと危うくなる。残り5試合で1勝でも出来れば安全圏に突入できるがここ4試合は0勝3敗1分け。ルヴァン杯も初タイトルまであと一歩に迫ったが届かなかった。3位以内の可能性は消滅しており、今シーズンの目標だったACLの出場権獲得も絶望的。早く気持ちを切り替えることが出来るか?がポイントになる。