柏レイソル→ 「1年でのJ1復帰」を目指した柏だったが前半戦(1節-21節)は極度の得点力不足に苦しんだ。18節を終えた時点では7勝4敗4分けで勝ち点「25」。18試合で15得点/12失点だった。MFクリスティアーノとMF瀬川祐とFW江坂の3人がシュートスランプに陥るなど信じられないような得点数だったが夏に入ると攻撃陣が活発になった。19節から怒涛の11連勝を達成して一気に首位に浮上。J2優勝&J1復帰が見えて来た。
11連勝の後は6試合で2勝2敗2分けとなる。一時と比べると勢いは落ちているが11連勝で作った貯金は大きい。2位の大宮との差は「6」、3位の横浜FCとの差は「8」。3連勝の大宮との差は縮まっているがよほどのことがない限りは大丈夫な状況である。最も大事なのは3位との差になるが「残り7試合で8差」というのは安全圏になる。残り7試合は下位チームとの対戦が多いことを考えても「柏のJ2優勝は濃厚」と言える。
降格した2018年もJ1で上位候補に挙げられていた。昨オフにDF中山雄(ズヴォレ)やDF鈴木大(浦和)などが抜けてしまったがGK中村航やMFクリスティアーノやFW江坂やMF瀬川祐などを引き止めることが出来たのは大きかった。来シーズンはJ1で戦う可能性が高まっているが昇格1年目とは言ってもいきなり上位争いに参加しても全く不思議はない。前回の2011年は昇格初年度ながらJ1制覇を達成している。