■ 国内組オンリーで挑む可能性大2年に一度開催されるE-1 サッカー選手権は12月に韓国で開催されるが、今、日韓関係は「史上最悪」と言われている。韓国国民の日本への反発心は大きいので「揉めるのは確実」と言えるが、欧州リーグの真っ最中に行われる大会なので日本も韓国も欧州組を招集することはほぼ無理である。韓国代表はJリーガーがたくさん召集されることになると思うが日本代表はオール国内組になる可能性が高い。
12月10日(火)に中国、12月14日(土)に香港、12月18日(水)に韓国と対戦する予定になっているが、年明けの1月8日(水)から1月26日(日)にかけてU-23アジア選手権が控えているのでこの大会に出場する五輪世代の選手もE-1 サッカー選手権のメンバーには選出されないだろう。2つの大会の日程を考えると両方の大会に出場するのは無理ではないがそうなると全く休みがないままで新シーズンを迎えることになる。
スケジュールを確認するとJ1の最終節は12月7日(土)に行われるので「中2日」で初戦の中国戦を迎えることになる。ほとんど準備期間がないままで初戦を迎えることになるのでタイトなスケジュールである。10月の2連戦の代表メンバーの中でJリーガーはFW永井謙とMF橋本拳とDF畠中の3人だけ。過去最少の人数になったが代表入りを目指すJリーガーにとってE-1 サッカー選手権は絶好のアピールのチャンスになる。