1人目 : DF 森脇良太 (浦和レッズ)→ 広島から浦和に加入して早くも7年目になるがJ1では14試合の出場のみ。11試合の出場に終わった2018年と同様で不本意なシーズンになっている。26節を終えた時点で15位と残留争いに巻き込まれている浦和は高齢化が進んでおり、33才になったDF森脇が放出対象になる可能性は高い。「3バックの右」が天職になるが攻撃力のあるストッパーを必要としているクラブが獲得に興味を示す可能性がある。
2人目 : DF 前貴之 (レノファ山口)→ チーム事情から「3バックの右」でプレーする機会も多くなっているが技術が高くてクレバー。J2を代表する右SBになった。CBも難なくこなせるだけの技術と判断力と身体能力を持っており、監督にとっては有り難い選手である。弟のMF前寛之(水戸)が目覚ましい働きを見せているが兄も山口で評価を高めている。「SBの位置からゲームを作れる選手」を必要としているクラブがJリーグにはたくさんある。
3人目 : MF 三鬼海 (モンテディオ山形)→ 自身は右肩下がりのシーズンになっているが前半戦(1節-21節)を首位で折り返した山形の中心選手として輝きを放った。前半戦はたくさんのチャンスに絡む活躍を見せた。怪我をして戦列を離れた後は存在感が希薄になっているがビルドアップの部分での貢献度が高くて右足のキックの精度も高い。現代サッカーに合った右SBなので興味を示すクラブは多いはず。右SB/WBの選手の中では屈指の注目株になる。
4人目 : DF 吉田将也 (ザスパクサツ群馬)→ 東京農業大出身で大卒1年目になるが14試合で2ゴール8アシスト。J3屈指の攻撃力を武器に首位を走る群馬の躍進の原動力になっている。Jリーグ初出場は10節のFC東京U-23戦(H)。序盤は出場機会がなかったがデビュー戦から2試合連続ゴールを決めて評価を高めた。ダイナミックなプレーを見せる選手で右足のキックの精度は高い。とにかくハイペースでゴールに絡んでいるので評価は急上昇している。
5人目 : DF 藤谷壮 (ヴィッセル神戸)→ 「東京世代を代表する右SB」になるが怪我の影響もあって今シーズンは伸び悩んだ。J1では2試合の出場のみ。昨シーズンまでは五輪代表の常連だったが本大会出場は難しくなってきた。昨オフにDF西大伍が加入して今夏にはDF酒井高が加入したので神戸で出場機会を得るのはかなり難しくなった。神戸U-18出身でクラブの期待が高い選手であることを考えるとまずは期限付き移籍になるだろう。
6人目 : DF 柳貴博 (モンテディオ山形)→ FC東京からの期限付き移籍になるがMF三鬼が怪我で離脱した時に出場機会を得ると持ち味であるダイナミックなプレーを見せて評価を高めた。ここ最近はずっと右WBで起用されており、調子を取り戻しつつある山形の中で欠かせないピースになっている。評価を高めている選手なので五輪代表への復帰も十分に狙える状況である。レンタル元のFC東京に戻らない場合、争奪戦に発展する可能性は高い。
7人目 : DF 馬渡和彰 (川崎フロンターレ) → DFエウシーニョが抜けた後のレギュラー候補として川崎Fに移籍。DFマギーニョとのポジション争いになったがどちらも定位置を確保することは出来ず。DF馬渡はJ1で12試合の出場にとどまっている。J1王者の川崎Fでは良さを出し切れておらず、今オフ、川崎Fは右SBの補強に動くのは確実な情勢である。弾き出される可能性は高いが能力的には非常に高い選手である。興味を示すクラブはたくさんあるだろう。
8人目 : DF 飯野七聖 (ザスパクサツ群馬)→ ここ最近は同じ大卒ルーキーのDF吉田将の台頭もあって影が薄くなっているが右WBの位置で開幕スタメンを飾ると開幕からの6試合で3アシストを記録するなど春先は活きのいいプレーを続けて注目を集めた。スピードがあって縦への推進力もある。右肩下がりのシーズンになっているが潜在能力ではDF吉田将にも負けていない。クレバーさも持っているので十分にJ2でも活躍できそうなクオリティを持っている。
9人目 : DF 蜂須賀孝治 (ベガルタ仙台)→ 28試合で4ゴール6アシストを記録した昨シーズンほどではないが今シーズンも仙台の主力として活躍中。ポジション争いが激しい右SB/WBの定位置を確保している。大卒7年目になるが年々レベルアップしており、J1の中でも上位クラスの右SB/WBになった。180センチとサイズがあって運動量が豊富でスプリント能力も高くて右足のキックの精度も向上中。プレーヤーとしての価値も年々高まっている。
10人目 : DF 宮原和也 (名古屋グランパス)→ 過去2年間は期限付き移籍だったが昨オフに完全移籍に切り替わった。名古屋で3年目となるが風間監督に見出されて評価を高めた選手になる。ボランチやCBのイメージが強かったDF宮原を右SBで起用して開花させたのが風間監督なので指揮官には感謝していると思うが、先日、風間監督は契約解除となった。スタメン落ちも噂されているが今後の起用法によっては移籍の道を選択することは十分に考えられる。
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