浦和レッズ→ Jリーグを代表するビッグクラブである浦和は26節を終えた時点で8勝11敗7分けで勝ち点「31」。残留圏ギリギリの15位に位置する。9位の神戸と10位の清水が勝ち点「32」、11位の名古屋と12位のG大阪と13位の湘南と14位の仙台と15位の浦和が勝ち点「31」なので9位の神戸との差も「1」のみとなる。次の鳥栖戦(A)で勝ち点「3」を獲得できたら一気に順位は上がると思うが敗れるようだと大変なことになる。
勝ち点「27」で16位の鳥栖との試合は残留争いの行方を大きく左右する大一番になる。浦和が残留の大一番に挑むのは年間15位に終わった2011年以来になると思うがミッドウイークに開催された天皇杯のラウンド16はJFLのHonda FCに0対2で完敗。試合後には激怒したサポーターがバスを取り囲む騒ぎを起こした。浮上のきっかけを掴みたかったHonda FC戦で敗れて最悪のムードで鳥栖戦(A)を迎えることになった。
「ベアスタを大の苦手にしていること」ならびに「最近の鳥栖の戦いぶり」ならびに「最近の浦和の戦いぶり」を考えると苦しい試合になる可能性は高い。「1差」になると非常事態になるが仮に16位になって参入決定戦に回った場合でも「最後にホームの埼玉スタジアムでJ2の3位~6位のチームに勝利する or 引き分ける。」というミッションの難易度は決して高くない。自動降格圏に転落する可能性も今の時点では低い。
そのあたりのことを考えると「よほどのことがない限り、浦和がJ2に降格することはない。」と言い切れるが抜本的な改革が必要な時期に入っている。長きに渡ってチームを支えて来た「ミシャ・チルドレン」と言われる選手のほとんどが30才を超えており、ベテランの域に入った。何人かの選手は主力として活躍するのは難しくなっているので何とかJ1残留を果たせた場合でも激動のオフになる可能性は高い。