■ 残りは9節になった。J2は33節が終了した。残りは9試合なので長丁場のリーグ戦は終盤戦に突入した。首位の柏が頭2つほど抜け出す形になっており、よほどのことがない限りは柏がJ2優勝を達成するだろう。最大の注目は2位争いになる。2位の山形が勝ち点「58」を挙げているが、3位の横浜FC、4位の水戸、5位の大宮が同じ勝ち点「57」で並んでおり、6位の京都も勝ち点「55」を挙げている。自動昇格争いは大混戦になっている。
7位で勝ち点「53」の岡山、8位で勝ち点「51」の甲府、9位で勝ち点「51」の徳島にもまだ自動昇格のチャンスはあると考えられる。「最終的にどこが2位に入ってJ1昇格を達成するのか?」を予想するのは難しい展開になっているが残留争いはある程度の行方が見えて来た。17位の千葉と18位の福岡は危うくなった時期もあるが21位の栃木SCとの差が「7」。千葉と福岡は「何とかJ2に残れそうな状況」になっている。
勝ち点「30」で20位の鹿児島、勝ち点「28」で21位の栃木SC、勝ち点「24」で22位のFC岐阜の3チームが残留争いの中心になっているが19位で勝ち点「33」の町田はまだ安心はできない状況である。町田・鹿児島・栃木SC・FC岐阜の4チームはプレッシャーのかかる試合が続くが6勝20敗6分けで勝ち点「24」のFC岐阜はクラブ史上初となるJ3降格の危機を迎えている。得失点差「-29」もJ2ワーストになる。