愛媛FC→ 川井監督になって2年目の愛媛FCは32節を終えた時点で10勝17敗5分けで勝ち点「35」。15位に位置する。17位や18位や19位に位置する時期が長かったが25節から3連勝を達成。ここで勝ち点を積み上げることが出来たのが大きかった。21位の栃木SCとの差は「10」。まだ残留は確定していないがよほどのことがない限りは大丈夫だろう。残留争いに巻き込まれかけた時期もあるが残留は何とか果たせそうだ。
一方、6位の大宮との差は「19」となる。来シーズンもJ2が主戦場になる可能性が高まっているが来シーズンでJ2は15年目になる。そろそろJ1昇格を目指してステップアップをしなければいけないが普通に考えると川井監督は続投となるだろう。2018年は途中就任で28試合で10勝10敗8分けだった。クラブ規模・資金力・ブランド力などを加味すると愛媛FCは「J2の中では下の方」になるが最低限の結果は残している。
2018年は18位で、今シーズンはここまで15位。目立った成績は残せていないが川井監督は優秀な監督になれる可能性がある。間瀬秀一監督の退任に伴って、急きょ、トップチームを率いることになったがパスをつなぐサッカーを取り入れて一定の結果を残している。まだ37才と若い指導者なのでこのタイミングで監督を代える必要性は全くない。川井監督の存在は今の愛媛FCにとってはポジティブな要素の1つである。