■ 日章学園高が4度目の日本一今年の全国中学校体育大会の男子サッカーの決勝戦は青森山田中と日章学園中のカードになった。近年の中学年代のサッカー界をリードする「2強」の対戦になったが、後半26分に177センチのFW石崎が値千金の決勝ゴールを決めて1対0で日章学園中が勝利した。長身フォワードのFW石崎は大柄な割には動ける選手で日章学園中の攻撃の中心になった。最後はこぼれ球を自ら押し込んだ泥臭いゴールだった。
日章学園中は2連覇達成となった。2006年・2007年・2018年に次いで4度目の日本一になるがサッカー部が創部されたのは2004年なので最近の話になる。日章学園高は野球やサッカーの強豪校として知られているがブラジルからの留学生で後に中日ドラゴンズでプレーした瀬間仲ノルベルトが夏の甲子園大会で放った超・特大ホームランというのは今でも語り草になっている。最も有名な日章学園高のOBと言える。
調べてみると「2004年に中等部が創設された。」と書かれている。なので、創部3年目の2006年に日本一に輝いており、わずか15年ほどの間に4度も日本一に輝いた。これだけ短期間でこれほどの成績を残せるというのは驚きである。日章学園高のサッカー部のOBというとMF黒木聖(長崎)やFW村田航(水戸)など。Jリーグの舞台で華々しい活躍を見せる選手はまだ出てきていないが、今後、一大勢力になる可能性はある。