1人目 : FW イバルボ (サガン鳥栖→V・ファーレン長崎)→ 2018年は怪我のため力を出せなかったがコロンビア代表でプレーした経験がある。ここ1年半ほどは満足にプレーできていないのでコンディション面は心配されるがサイズがあってパワーがあってテクニックもある。J2には少ないタイプの選手なので「とてつもなく大きな存在感を発揮する可能性」がある。23節の甲府戦(H)で長崎デビューを果たしたが途中出場でいきなり決勝ゴールをゲット。ヒーローになった。
2人目 : DF 乾大知 (横浜FC→栃木SC)→ 残留争いに巻き込まれている栃木SCは高さのある選手を必要としていることを考えると183センチとサイズに恵まれていて、空中戦に強いDF乾大知を獲得できたのは大きい。主戦のCBのDF藤原広は176センチ、DF森下怜は180センチであることを考えるとDF乾大知の加入で彼らにかかる負担も軽減されるだろう。栃木SCは「2度目のJ3降格の危機」を迎えているが今夏は積極的な補強を行っている。
3人目 : MF 福満隆貴 (セレッソ大阪→水戸ホーリーホック)→ 山口時代に攻撃の中心として活躍したがC大阪では出場機会が限られた。2列目の選手層の厚いC大阪では力を出し切れなかったがドリブルが出来てパスも出せてシュートも巧み。万能型のアタッカーである。初のJ1昇格のチャンスを迎えている水戸はFW小川航を獲得するなど積極的な補強を見せているがMF福満が攻撃の中心に収まる可能性もある。FW黒川やMF茂木駿などとどんな関係を築けるか?
4人目 : MF 三原雅俊 (ヴィッセル神戸→柏レイソル)→ 長きに渡って神戸を支えてきた名バイプレーヤーも今シーズンは4試合の出場のみ。MF山口蛍やDF西大伍が加入した影響は大きくて活躍の場は限られた。柏に期限付き移籍となったがネルシーニョ監督は神戸時代にMF三原雅を重宝した監督になる。さっそく23節の金沢戦(H)でスタメンデビューを果たしたが攻守両面で活躍。らしい気の利いたプレーを連発した。地味ながら効果的な補強になる可能性が高い。
5人目 : FW 宮代大聖 (川崎フロンターレ→レノファ山口)→ 攻撃陣の層が厚い川崎Fでは出番は限られたが「世代屈指のストライカー」としてU-20W杯では2ゴールの活躍を見せた。ストライカーとしての資質に恵まれた選手で「2020年の東京五輪」を狙えるポテンシャルを持っているのでこのタイミングでの期限付き移籍は賢明な選択と言える。いろいろな形から点を取れる天性のストライカーなので山口の攻撃力アップに貢献する可能性は高いと考えられる。
6人目 : FW 小川航基 (ジュビロ磐田→水戸ホーリーホック)→ 鳴り物入りで磐田に加入したがU-20W杯のときに負った怪我の影響もあって満足にプレーできなかった。伸び悩みは顕著だったので今回の移籍を転機にしたいがいきなり途中出場でゴールゲット。幸先のいいスタートを切った。186センチとサイズに恵まれており、シュートは巧みで、前線でボールを収める技術も高い。J1初昇格を目指す水戸でゴールを量産して2020年の東京五輪のメンバーに入りたい。
7人目 : MF 塚川孝輝 (松本山雅→FC岐阜)→ 北野監督になってチーム状態が上がってきたFC岐阜も積極的な動きを見せている。早く最下位を脱出したいが岡山時代に主力として活躍したMF塚川を獲得できたのは大きい。サイズがあってフィジカルも強い選手なので近年のFC岐阜には少ないタイプの選手である。ボランチとCBの両方を高いレベルでこなせる点も魅力と言えるが意外性と得点感覚を持った選手なので2列目で起用される可能性もある。
8人目 : FW キム・ヒョン (済州ユナイテッド→栃木SC)→ 韓国の年代別代表で活躍して来た190センチの大型フォワード。今シーズンの栃木SCはFW大黒が1トップの位置に入ることが多かったが典型的なストライカーなので前線で起点となる働きはできなかった。防戦一方の展開になることが多かった1つの理由と言えるのでサイズがあって体を張れるタイプのFWキム・ヒョンの加入によって守備的なポジションの選手にかかる負担が軽減される可能性は高い。
9人目 : MF 秋野央樹 (湘南ベルマーレ→V・ファーレン長崎)→ 積極的な補強を進める長崎の補強ポイントの1つはボランチだったがMFカイオ・セザール(川崎F)を獲得。長身ボランチの獲得に成功したがさらにMF秋野の獲得にも成功した。左利きでゲームをコントロールできる選手を獲得したことでボランチの層はぐーんと厚くなった。今シーズンは湘南で出番に恵まれなかったが力があることはJ1でも証明済み。湘南時代に身に付けた献身性は新しい武器になっている。
10人目 : MF 中村俊輔 (ジュビロ磐田→横浜FC)→ 慕っていた名波監督の辞任が関係しているのか?否か?は分からないが磐田を離れて横浜FCに移ることになった。電撃移籍と言えるが日本サッカー界のレジェンドを獲得したことで横浜FCに対する注目度は一気に増した。今シーズンは出場機会に恵まれなかったのでコンディション面は心配されるが圧倒的なテクニックと圧倒的なイマジネーションを持っているので新天地の横浜FCでもう一花咲かせてほしい。
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