5位 : ロティーナ監督 (セレッソ大阪)→ オフにMF山口蛍やFW杉本健など主力数名が流出。難しいシーズンになると思われたC大阪は開幕9試合は2勝5敗2分けと苦しんだ。序盤戦は残留争いに巻き込まれていたがその後の10試合で7勝2敗1分けと好調。一気に順位を上げて6位まで浮上して来た。19試合で20得点なので得点力は不足しているが19試合でわずか12失点。流れの中での失点は非常に少なくて「守備の堅さはJ1屈指」と言える。
東京Vを2年連続でプレーオフに導いたロティーナ監督の評価はさらに高まっているが攻撃においても守備においてもポジショニングを重視してすべての選手が「適切なポジションを取ること」を求められる。スタイルは大きく変わった。また、若手を積極的に起用している点も評価に値する。19才のDF瀬古は高卒1年目ながらCBの定位置を確保。FW山田寛、DF舩木翔、FW西川潤などもJ1デビューを済ませた。