11人目 : FW シモヴィッチ (大宮アルディージャ)→ 199センチと絶対的な高さを誇る大型ストライカーは加入2年目になるが今シーズンも出番に恵まれておらず、J2では10試合で2ゴールのみ。21試合で10ゴールを挙げているFWフアンマ・デルガドの後塵を拝する形になっている。大宮のサッカーに馴染めずに力を出し切れていないが名古屋時代はゴールを量産した実績がある。絶対的な武器を持ったストライカーの獲得に興味を示すクラブは多いだろう。
12人目 : MF 翁長聖 (V・ファーレン長崎)→ 高木監督時代は絶対的な主力として活躍したが手倉森監督になってから優先順位が下がっている。「持ち味をフルに発揮できるポジションはWB」と言えるので4バックを採用する今の長崎では居場所を見つけにくい。スプリント回数の多さはJ1でもトップクラス。走力と得点力とテクニックを併せ持った選手なので3バックを採用しているチームが欲しがる可能性はある。なかなかいないタイプのWBである。
13人目 : FW 岸田和人 (レノファ山口)→ JFL時代ならびにJ3時代の山口を支えた数少ない生き残りなので絶大な人気を誇るが今シーズンは4試合の出場のみ。FW山下敬の成長とFW工藤壮の加入によって立ち位置は厳しかったがさらにFW宮代(川崎F)の加入も確定。ベンチに入るのも難しそうな状況になったことを考えると移籍もあり得るだろう。天性の得点感覚を持ったストライカーなので「環境を変えたら復活する可能性はある。」と言える。
14人目 : DF 小暮大器 (愛媛FC)→ 2017年と2018年は愛媛FCの主力として活躍したがオフにMF長沼とMF下川陽が加入した影響もあってここまで2試合の出場にとどまっている。左右のWBの層はまずまず厚いので今後も出場機会を得るのは難しそうな状況になっている。左右両サイドをこなせる選手でスピードもあるので「推進力のあるSB/WB」を欲しているクラブが興味を示す可能性はある。シャドーの位置でプレーすることも出来る。
15人目 : DF 徳元悠平 (FC琉球)→ 大卒2年目ながらFC琉球の中心として活躍中。精度の高い左足のキックとタイミングのいい攻撃参加が武器となる。先日、「ロシアリーグのアルセナル・トゥーラというクラブが獲得に興味を示している。」と報じられて注目度が一気に高まった。その後、続報は流れていないので「ロシア行きの可能性はなくなった。」と考えられるがキックの精度の高い左利きの左SBが不足しているのは全世界に共通する話である。
16人目 : MF 嶋田慎太郎 (大宮アルディージャ)→ 高度な左足を持った天才肌のアタッカーになるが今シーズンは4試合の出場のみ。面識のある高木琢也監督が大宮の監督に就任したが若手ドリブラーのMF奥抜が急成長して2018年のJ2の得点王に輝いたMF大前でさえ、ベンチスタートが続いている状況である。立ち位置はかなり厳しい。アイディアを持った選手で、攻撃にアクセントを付けられる選手なのでほとんど試合に絡めないのは勿体ない。
17人目 : DF 山本義道 (ツエーゲン金沢)→ 昨今のJリーグは下部リーグでの活躍が評価されて個人昇格を果たす選手が増えている。今夏もDF伊藤槙(水戸→横浜FM)が水戸での活躍が評価されて横浜FMにステップアップしているが「J1のクラブやJ2の上位クラブが目を付けても不思議はないJ2のCB」というとDF山本義あたりの名前が浮かんでくる。現代型のスマートなCBではないがタフさや強靭さが魅力。どちらかというと古典的なCBである。
18人目 : MF ジュニーニョ (京都サンガ)→ JFLのFC大阪からJ2の京都に2段階昇格を果たしたが京都での出番は限られる。昨シーズンは夏に加入して16試合で2ゴール、今シーズンも10試合で1ゴールのみ。攻撃陣は好調で軒並み結果を残しているのでここから序列を覆すのは相当に難しい話である。テクニックがあって運動量が多くてシュート力もあるので「十分にJ2でやれる選手」だと思うので移籍によって可能性が広がるかもしれない。
19人目 : DF 大本祐槻 (V・ファーレン長崎)→ FC岐阜で頭角を現して徳島に移籍したがわずか半年でJ1だった長崎に完全移籍となった。スピード出世を果たしたが長崎では怪我の影響もあってほとんど力を出せていない。右SBはDF亀川がいて、DF徳永もいるので、出番を得るのはかなり難しいと言える。圧倒的なスピードを持っており、右SBとしてのポテンシャルは一級品。今の状態が続くようだと興味を示すクラブはたくさん出てくるだろう。
20人目 : DF 中村太亮 (大宮アルディージャ)→ 「J2屈指」と言える高精度の左足を持っている左サイドのスペシャリストになるが今シーズンは出場機会に恵まれていない。DF河面がいて、MF酒井宣がいて、最近は高卒1年目のMF吉永が活躍中。優先順位は低いままである。守備面には不安はあるが精度の高い左足でチャンスを演出できる選手なので「攻撃力のある左SB/WBを必要としているチーム」が獲得に乗り出すことは十分に考えられる。
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