10位 : DF 山根視来 (湘南ベルマーレ)→ 「全員攻撃・全員守備」を体現する選手。右ストッパーの位置で起用されているが得意のドリブルを駆使してスルスルと駆け上がってゴール前のチャンスに絡むことが出来る。彼の攻撃センスは湘南の大きな武器になっている。印象的なのは「世紀の誤審」が発生した12節の浦和戦(A)の後半49分に決めた逆転ゴールになる。「今シーズンのJリーグで生まれた全ゴールの中で最も劇的なゴール」と言えるだろう。
9位 : DF 丸山祐市 (名古屋グランパス)→ ここに来てまさかの8試合勝ちなし。長いトンネルに入っているが「名古屋が序盤戦のJ1の主役の1つだった。」というのが紛れもない事実である。DF丸山を中心とした守備陣は12試合を終えた時点ではわずか8失点。「今年の名古屋は一味違う。」と誰しもが感じた。彼が欠場した17節の神戸戦(A)は5失点、同じく欠場した19節のC大阪戦(A)も3失点。「DF丸山が抜けるとガタガタになる。」という状況である。