10位 : GK カミンスキー (ジュビロ磐田)→ 得点力不足の磐田は下位に低迷しているが16節を終えた時点では18失点。下位に沈むチームにしては失点の数は非常に少ない。ベテランのDF大井を中心とした守備陣は今シーズンも健闘しているが、やはり、最後尾に控えるGKカミンスキーの力が大きい。「守備CBP/90分」はJ1のキーパーの中で3位。守備範囲の広さも特筆すべき武器になる。ポーランド出身になるがポーランドはキーパー大国である。
9位 : GK 西川周作 (浦和レッズ)→ 大きな騒動になった12節の湘南戦(H)のときは一部から批判を浴びたが「GK西川を責めるのは筋違い。」と言える。今シーズンも浦和は難しいシーズンになっているが何とかイーブンの成績で持ちこたえているのはGK西川の力によるところが大きいと言える。15試合で19失点というのは悪い成績ではない。気になるのは「パスCBP/90分」がJ1のキーパーの中で11位という点。彼のフィード力が生かされていない。
8位 : GK ク・ソンユン (コンサドーレ札幌)→ 16試合で19失点というのは上位争いをするチームの中では多い数字になる。9位以内のチームの中では「失点数は横浜FMに次いで2番目に多い数字」となるが攻撃型のチームなのである程度の失点は仕方がない。195センチという恵まれた体格を誇るがスケールは抜群。韓国代表に定着してレギュラーポジションを確保しても不思議はない。「セーブCBP/90分」はJ1のキーパーの中では2位となる。