サガン鳥栖→ スペイン出身のカレーラス監督を招聘して再スタートを切った鳥栖だったが開幕から3連敗。最悪のスタートを切った。4節の磐田戦(H)は新加入のMFクエンカが後半47分に劇劇な決勝ゴールを決めてようやくの初勝利を手にしたがカレーラス体制で挙げたゴールならびに勝利はともに「1つ」のみ。9節を終えた時点で1勝7敗1分けで勝ち点「4」。9試合で1ゴールのみとなると監督交代を決断せざる得ない。
10節からは金明輝監督が指揮を執っているが11節のG大阪戦(H)で久々の勝利を手にすると12節の広島戦(A)、13節の鹿島戦(H)はいずれも後半の終了間際に決勝ゴールを奪って3連勝を達成。13節を終えた時点では14位まで浮上したが14節はC大阪、15節は浦和に敗れて2連敗。再度、最下位に転落した。15節を終えた時点では4勝10敗1分けで勝ち点「13」。「初のJ2降格」の危機を迎えている。
経営的な不安も露わになっているのでネガティブなニュースの多いシーズンになっているが15試合で7得点のみ。得点力不足に苦しんでいる。ただ、金明輝監督になってからは6試合で6得点を奪っているので「普通程度に点は取れるようになってきた。」と言える。ここ2年ほどはなかなかゴールを決められずに苦しんできたエースのFW豊田はここまで2ゴール。彼がゴールを決めるとスタジアムは盛り上がる。