清水エスパルス→ 2018年は8位と躍進した。長身CBのDF立田が主力に定着。五輪代表でも主力として活躍した。FW北川航はエースに成長。32試合で13ゴール7アシストを記録した。MF金子翔も34試合で10ゴールを記録。日本代表に招集されても全くおかしくない選手になった。DF松原后はやや伸び悩んだが若手中心のメンバー構成で飛躍のシーズンを過ごしたので「清水の未来は明るい。」と誰しもが感じていた。
今シーズンの開幕前は清水を上位候補に挙げる人が多かったが開幕から低迷した。11節を終えた時点で2勝7敗2分けで勝ち点「8」。17位と降格圏に位置する状況でヤン・ヨンソン監督は退任。篠田監督がバトンを受ける形になったが監督交代後は4試合で2勝2分けと好調。降格圏を脱出して15位まで浮上して来た。実績のあるヤン・ヨンソン監督の交代は一種の賭けだったが今のところは成功している。
直近の15節の横浜FM戦(H)は難しい展開になったが後半の終了間際に2ゴールを奪って劇的な逆転勝利。上位争いをする横浜FMを相手に大きな勝ち点「3」を獲得した。不整脈の影響で出遅れたFWドウグラスはここ4試合で5ゴール。手の付けられない状態になりつつある。篠田監督になってからはトップ下やサイドハーフでプレーする機会が増えた日本代表候補のFW北川航の調子もようやく上がって来た。