V・ファーレン長崎→ 2018年のJ1で18位に終わって「1年でのJ2降格」となった長崎は手倉森監督を招聘。「1年でのJ1復帰」を目指しているが8節を終えた時点では2勝4敗2分けで勝ち点「8」。20位と大きく出遅れた。下位グループに位置したが9節からの8試合で6勝1敗1分け。13節から4連勝を達成するなど一気に勝ち点を積み上げた。直近の17節は岡山(H)に敗れたが8勝6敗3分けで6位。好位置に付けている。
目立つのは何と言ってもエースのFW呉屋になる。3月末にJ1のG大阪から期限付き移籍で長崎にやって来たが12試合で8ゴール。現在のところ、5試合連続ゴール中。大学時代にゴールマシーンと呼ばれた実力を新天地でいかんなく発揮している。「驚異的なペースでゴールを量産するFW呉屋の活躍によって長崎は急浮上した。」と言える。ここ9試合で8ゴールなので手の付けられない状態になっている。
新・エース候補だったFWイ・ジョンホは11試合で1ゴールのみ。彼が結果を出せずに序盤戦は得点力不足に陥っていたがFW呉屋の加入によって安定して点が取れるようになった。まさに救世主と言える。いろいろパターンからゴールを奪うことが出来るのがFW呉屋の魅力と言える。また、シュート精度が高くてゴール前でのポジショニングに優れているので対戦相手からすると厄介なストライカーである。