徳島ヴォルティス→ リカルド・ロドリゲス監督が就任して3年目となる徳島は2014年以来のJ1復帰を目指しているが17節を終えた時点では5勝6敗6分けで勝ち点「21」。12位に位置する。2位の山形との差は「12」と広がっている一方で21位の福岡との差は「5」のみ。愛媛FCや鹿児島や栃木SCや山口や福岡やFC岐阜など下位グループに巻き込まれているチームの勝敗も気にしながら戦わざる得ない状況になっている。
ボール支配率はJ2全体で2位となる55.7%。ボールを支配して攻め込む展開になるケースは多いが1試合平均のシュート数は9位、1試合平均の枠内シュート数は17位。絶対的なストライカーがいないのは今シーズンもリカルド・ロドリゲス監督の悩みの種になっている。MF清武功が15試合で5ゴールを挙げているがその他の選手で複数得点を奪っているのはFW岸本とDFヨルディ・バイスの2人のみとなる。
結局、2ゴール以上を記録しているのは5ゴールのMF清武功、3ゴールのFW岸本とDFヨルディ・バイスの3人のみ。FW押谷は12試合で1ゴールのみ。FW河田も7試合で1ゴールのみ、FW佐藤晃も10試合でノーゴール。中盤で起用されることがほとんどのMF野村直も15試合でノーゴールなので「点の取れる選手」がどう考えても不足している。夏の移籍市場で補強しなければいけないポイントは明らかである。