アルビレックス新潟→ 「1年でのJ1復帰」を逃した新潟は片渕監督が続投。2018年のJ3で得点王に輝いたFWレオナルドの獲得に成功するなどオフ期間中は外国籍選手を中心に充実した補強を行った。DFパウロン、MFシルビーニョなど各ポジションの軸になれる選手を獲得できたので「上位候補の1つ」と言われていた。開幕戦こそスコアレスドローだったが2節の千葉戦はアウェイながら4対1で大勝。好スタートを切った。
期待感を抱かせる序盤戦だったが得点源になることが期待されたFWレオナルドがなかなかフィットせず。9節を終えた時点では3勝3敗3分けで勝ち点「12」。10位だった。必ずしも悪くない成績だったがこのタイミングでフロントは片渕監督の解任を決断。アルビレックス新潟Sで実績を積んだ吉永一明監督に託したが監督交代後は7試合で1勝4敗3分けと低調。13節から4連敗中と結果が出ていない。
意外なタイミングでの監督交代だったので「片渕監督を解任した決断」については賛否両論だったが、監督交代後、結果が出ていないので吉永監督はもちろんのこと、是永新社長に対する風当たりも強くなってきた。16節を終えた時点では4勝7敗5分けで勝ち点「17」。21位の鹿児島との差はわずか「3」のみ。残留争いに巻き込まれつつある。監督交代を決断した時点では10位だったが16位まで後退している。