1人目 : FW 宮代大聖 (川崎フロンターレ)→ U-20W杯の2戦目のメキシコ戦では2ゴールの活躍。日本の得点源としてGL突破に大きく貢献した期待のストライカーも選手層の厚い川崎Fでは出場機会に恵まれていない。確実に成長を遂げているので「試合には絡めていないがいいトレーニングは出来ている。」と言えるが出場機会を確保するためにJ2のクラブなどに修行に出してもいいタイミングと言える。得点力の高さは折り紙付きと言える。
2人目 : FW 岩崎悠人 (コンサドーレ札幌)→ 鳴り物入りで札幌に加入した五輪代表のストライカーも出場機会に恵まれていない。MFアンデルソン・ロペスが離脱したので出場機会が増えるかに思われたが現状は特別指定選手のMF金子拓あたりと比べても序列は下になる。五輪代表での実績はあるがコンスタントにプレーすることが出来ないと東京五輪のメンバーに選ばれるのは難しいだろう。「出場機会を求めての移籍」の可能性はゼロではない。
3人目 : FW 原大智 (FC東京)→ 同じくU-20W杯に出場している世代別代表のストライカーになるが今シーズンもJ3のFC東京U-23が主戦場になっている。J3で試合経験を積んでいるがJ1やJ2でプレー機会を掴んで成長しないといけない年代に入っている。190センチの高さという明確な武器があって、かつ、走力もある選手なので、「彼のような選手を必要としているチーム」はJ2にはたくさんある。今夏の期限付き移籍は十分にあり得る。
4人目 : FW シモヴィッチ (大宮アルディージャ)→ 名古屋でゴールを量産したスウェーデン出身のストライカーも大宮ではさっぱり。期待に応える働きは出来ていない。FWフアンマ・デルガドが1トップのファーストチョイスとしてまあまあの活躍を見せているので、今後も出場機会が増えることは考えにくい。本国に戻る可能性もあるが絶対的な高さを持ったストライカーであり、J1でも、J2でも実績のある選手なので、興味を示すJリーグのクラブは多いだろう。
5人目 : MF 澤上竜二 (セレッソ大阪)→ 「大学屈指のストライカー」と評価されて鳴り物入りでC大阪に加入したが怪我の影響もあってほとんど活躍出来ていない。サイズがあって身体的な能力が高い選手なのでフォワードとしての資質は高いがC大阪で出場機会を得て活躍するところはイメージしにくい。大学時代からのライバルであるFW呉屋(長崎)が移籍先で大活躍していることを考えるとFW澤上も新しい環境にトライすべきタイミングである。
6人目 : FW ウェリントン (ヴィッセル神戸)→ 外国人枠の問題に悩まされながら出場機会を与えられたときはしっかりと結果を残してチームに貢献している188センチの大型ストライカー。腐ることなく準備をして少ないチャンスを生かして数字を残している点は高評価に値するが「J1の中規模以下のクラブやJ2の上位クラブ」でエースになれるストライカーなので移籍を希望するのであれば争奪戦に発展する可能性がある。計算のできるストライカーである。
7人目 : FW 小川航基 (ジュビロ磐田)→ 186センチとサイズに恵まれた大型ストライカーもちょうど2年前のU-20W杯の本大会で怪我をして長期離脱してからは輝きを放つことが出来ずにいる。今シーズンもなかなかトップチームで出場機会を得られなくて伸び悩みは顕著である。このままだと東京五輪の出場は難しい。FW中山仁やMFロドリゲスの台頭で立場はさらに厳しくなっていることを考えると「修行に出すべきタイミング」と言える。
8人目 : FW 押谷祐樹 (徳島ヴォルティス)→ 岡山では絶対的なエースとして活躍したストライカーも名古屋ならびに徳島では出場機会に恵まれていない。今シーズンも12試合で1ゴールのみ。スタメンのチャンスは少なくて、途中出場でも効果的な働きは出来ていない。ここ2年ほどは停滞しているがJ2通算では64ゴール。実績のあるストライカーである。「とにかく点の取れる選手が欲しい。」というJ2の中規模以下のクラブが獲得に乗り出す可能性はある。
9人目 : FW イ・ヨンジェ (ファジアーノ岡山)→ 「未完の大器」と言われ続けてきたFWイ・ヨンジェがついに覚醒。15試合で10ゴールと文句のつけようがない成績を残している。となると、興味を示すJ1のクラブや海外のクラブが出てくるのは間違いないところである。スピードがあってパワーもある選手なのでストライカーとしてのポテンシャルは相当に高い。課題だったシュート精度も向上しているのでストライカーとしての評価は劇的に高まっている。
10人目 : FW ポドルスキ (ヴィッセル神戸)→ ドイツ代表で活躍した世界的なストライカーは試合に出場したときは違いを生み出しているが怪我やコンディションの問題で高額年俸に見合った働きは出来ていない。その上、スペイン路線を歩むチームの中で微妙な立ち位置になりつつあるので「古巣のケルンに戻るのでは?」という話が、今夏、出てくるのは確実である。神戸側としても扱いが難しくなっているので「円満退団」となる可能性はある。
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