GK 若原智哉 (京都サンガ) 6.5
→ 試合を通して最大のピンチだった開始早々の前半1分のピンチを好セーブで阻止した。立ち上がりから押し込まれたことを考えるととてつもなく大きなセーブだった。その後は日本ペースで進む時間が長かったが落ち着いて対応。ミスらしいミスはほぼなかった。GK谷とGK大迫が不在なのでキーパーは不安視されていたが素晴らしい活躍を見せている。いくつか正確なフィードで起点にもなった。
DF 菅原由勢 (名古屋グランパス) 7.0
→ 前半35分には効果的な攻撃参加からクロスを入れてFW田川のヘディングシュートをお膳立て。アシストか!?と思われたが惜しくもオフサイドの判定だった。後半にもタイミングのいい攻撃参加から鋭いクロスを入れる場面が何度かあった。MF斉藤光と右サイドを構成することになったが2人の関係性は非常に良かった。守備面でもしっかりと対応。攻守両面でいいプレーを見せて3対0の大勝に大きく貢献した。
DF 瀬古歩夢 (セレッソ大阪) 6.0
→ この日も安定したプレーを見せた。相手のフォワードに前線で起点を作られる場面はほぼなかった。しっかりと起点を潰して日本がセカンド攻撃につなげる場面が多かった。空中戦の勝負も互角以上に勝利しており、地上戦でも安定感がある。持ち味のフィードはサイドチェンジがカットされてカウンターを食らう場面もあったがいくつか効果的な縦パスを入れた。フィード力の高さは折り紙付きと言える。
DF 小林友希 (ヴィッセル神戸) 6.5
→ 後半に相手選手と接触をして流血をする場面があった。軸となる選手の1人なので心配されたがすぐに治療を終えてピッチに戻ってくることができた。ずっと年代別代表でコンビを組んできたDF瀬古との相性は抜群。いい関係を築いている。持ち味であるフィードはこの日も安定していた。パスがミスになることはほぼなくて正確に味方につなげた。どんな状況になっても慌てずにプレーできるのは魅力。
DF 鈴木冬一 (湘南ベルマーレ) 6.5
→ DF東俊希(広島)に代わってスタメン出場。初戦のDF東俊希の出来は非常に良かったと思うが今回はDF鈴木冬が起用されて遜色ないプレーを見せた。先制ゴールの場面はゴール前にいいクロスを入れて起点になった。守備面では粘り強い対応を見せてサイドを突破させず。もともとは天才肌のアタッカー系の選手でありながら「粘り強い守備が出来ること」が特徴になっている。いいアクセントになっている。
MF 齊藤未月 (湘南ベルマーレ) 6.0
→ この日はMF藤本寛とWボランチを組んだがテクニックのあるMF藤本寛と組んだことで役割分担が明確になってバランスが良くなった。初戦はボールを持ちすぎたり、ボールを持っていいプレーをしようとし過ぎるシーンが少なくなかったが、この日はシンプルにプレーしてリズムを作った。後半には持ち味である飛び出しから決定機を迎えるなど運動量の多さも目立った。90分を通して気の利いたプレーを見せた。
MF 藤本寛也 (東京ヴェルディ) 7.5 (MOM)
→ 初戦は出番がなかったがこの日はスタメン出場。本来のポジションではないボランチの位置で起用されたがたくさんボールに触ってパス回しの中心になった。なおかつ、前半21分のFW宮代のゴールと後半7分のFW田川のゴールをアシスト。2アシストの大活躍だった。守備面でも気の利いたプレーを見せて貢献。出色の出来だったと言える。思い切った影山監督の起用が大成功したと言えるだろう。
MF 斉藤光毅 (横浜FC) 5.5
→ 初戦は2トップの一角でプレーしたがこの日は右サイドハーフとなった。持ち味である仕掛けを何度か見せたがまだ完全に突破して決定機を作る場面は見られない。コンディション的には問題はないと思うがまだ力をフルに出し切れているとは言えないだろう。積極的な仕掛けは日本の大きな武器になるはずなので今後の爆発に期待したい。打開力に関しては「このチームの中でナンバー1」と言える。
MF 山田康太 (横浜Fマリノス) 6.0
→ 攻撃の部分で目立つシーンはほとんどなかったが献身的な守備で貢献。トータルでの貢献度はまずまず高かったと言える。この日はDF鈴木冬と左サイドを構成したが2人の関係性はまずまず良かった。ボランチでもプレーできる選手なので「守備面で計算が出来る。」という点が影山監督から高く評価されているのだろう。ただ、攻撃の部分でも魅力のある選手なのでチャンスに絡む場面をもっと増やしたい。
FW 宮代大聖 (川崎フロンターレ) 7.5
→ 今大会初スタメンとなったが見事な2ゴールを決めてヒーローになった。どちらのゴールも彼らしい抜け出しからシュートチャンスを作った。フィニッシュの場面も落ち着いていた。自身2点目のゴールの場面は相手もチャージしてきたが打ち勝ってシュートまでもっていった。エリア内でも強さも見せた。守備面でも貢献したのでフォワードとして素晴しい活躍を見せた。彼がこのチームのエースストライカーである。
FW 田川亨介 (FC東京) 7.0
→ 前半35分のヘディングシュートは残念ながらオフサイドの判定。幻となったが後半7分にMF藤本寛のCKから貴重な追加点のゴールをゲット。ニアサイドに勢いよく入っていって見事なシュートを決めた。打点も高かった。さらに後半32分にはFW宮代のゴールをアシスト。1ゴール1アシストと結果を出した。FW宮代との関係性は良好。 特大のポテンシャルを秘めたFW田川が大舞台で覚醒しつつある。
MF 中村敬斗 (ガンバ大阪) 6.0
→ 後半31分に登場するとFW宮代の3点目のゴールの起点になった。後半45分には右サイドから仕掛けてシュートを放つなどまずまずのプレーを見せた。
MF 伊藤洋輝 (名古屋グランパス) なし
→ 後半36分に登場。そつなくプレーしたが序列でMF藤本寛に逆転されたのは間違いない。
FW 原大智 (FC東京) なし
→ 後半42分に登場。今大会初出場だったがなかなかボールを収めることは出来なかった。
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