1人目 : FW シモヴィッチ (大宮アルディージャ)→ スウェーデン出身で199センチの大型ストライカーも大宮では出場機会に恵まれない。圧倒的な高さがあるので途中出場でピッチに立たれると相手は要警戒せざる得ないが高木琢也監督の秘蔵っ子であるFWフアンマ・デルガドが1トップのファーストチョイスになっている。2016年にはJ1で11ゴールを記録した実績があるので今夏にストライカーを必要としているJ1のクラブが引き抜く可能性はある。
2人目 : MF 翁長聖 (V・ファーレン長崎)→ 過去2年間は不動のレギュラーとして活躍。J1でも大きな存在感を発揮したが今シーズンは低調。システムが「3-4-2-1」から「4-2-2-2」に変更になった影響は大きくて「適正ポジションが見つからない状況」である。苦しいシーズンになっているがJリーグ屈指のスプリント能力を持っており、テクニックがあって、得点力も高い選手なので、3バックを採用しているJ1のクラブが獲得に乗り出す可能性はある。
3人目 : DF 亀川諒史 (V・ファーレン長崎)→ 昨シーズンは柏でプレーしたが低調。22試合の出場にとどまってチームはJ2降格となった。評価を下げたがJ2のクラブを移籍先に選択したのは驚きだった。五輪代表時代の恩師である手倉森監督の元でプレーすることになったが「J2レベルのSBではない。」というのは誰の目にも明らかである。J1でも上位クラスのSBになれる選手なので「最盛期にJ2でプレーする。」というのは勿体なく感じるところもある。
4人目 : GK ユ・ヒョン (栃木SC)→ 正キーパーだったGK竹重が抜けた栃木SCは「キーパーが最大の不安要素の1つ」だったが、韓国代表経験のあるGKユ・ヒョンが開幕から絶大な存在感を発揮しており、たくさんのビッグセーブでチームを助けている。栃木SCの被・シュート数はJ2最多。とにかくピンチの数は多いが神がかり的な活躍を続けている。34才とベテランの域に入っているが「J2屈指のキーパー」として評価は高まる一方である。
5人目 : MF 岩尾憲 (徳島ヴォルティス)→ 徳島に加入して4年目になるが今シーズンも安定したプレーを続けている。水戸時代の2015年からすでに「J2では有数のボランチ」と評価されていたが湘南時代の2013年を除くと全てJ2のクラブに所属している。J2を代表するボランチとして大きな存在感を発揮しているがこれだけの活躍を見せているボランチなので興味を示すJ1のクラブが出てこないはずはない。精度の高いキックとボール奪取が武器となる。
6人目 : MF 渡邉新太 (アルビレックス新潟)→ 先日の愛媛FC戦(H)でようやくの今シーズン初ゴールを記録したがここまでなかなか出場機会に恵まれない。9試合で1ゴールにとどまっているが昨シーズンは35試合で10ゴールを記録するなどインパクトを残した。吉永監督になって立ち位置が大きく変わる可能性もあるが同じように思うようにチャンスを得られないようだと移籍の可能性も出てくる。ポテンシャルを考えるとJ1のクラブが狙っても不思議はない。
7人目 : MF 熊谷アンドリュー (ジェフ千葉)→ サイズがあって高いボール奪取力と展開力が魅力となる大型ボランチは横浜FMユースの頃から大きな注目を集めていたが伸び悩んだ。中心になることが期待されたリオ五輪代表にはほぼ絡めなかったが2016年に金沢で経験を積んで千葉で飛躍した。中盤でフィルター役になることが出来る大型ボランチは日本にはあまり多くないので希少価値は高い。まだ25才なので十分にフル代表を狙える素材である。
8人目 : MF 為田大貴 (ジェフ千葉)→ 2017年の夏に千葉に加入すると主力として活躍。秋以降の大型連勝に大きく貢献した。2018年は本来の力を出し切れずに終わったが「打開力や突破力はJ2でも屈指」と言える。過去を振り返ってみてもJ2からJ1のクラブに引き抜かれた選手の多くは「個の力」を持った選手になる。ドリブルで局面を打開できる選手を欲しがるJ1のクラブは多い。最近は左WBの位置で起用されて目立った活躍を見せている。
9人目 : MF 西谷和希 (栃木SC)→ 大卒4年目になるが今シーズンから10番を背負っている。栃木県出身ということもあって「押しも押されぬ栃木SCの顔」になっているが打開力はJ2屈指と言える。2017年はJ3で32試合で8ゴール、2018年はJ2で40試合で6ゴールを記録するなど安定した成績を残してきた。先のとおり、J1のクラブが欲しがるのは1人で局面を打開できるアタッカーである。当然、MF西谷和はターゲットの1人になるだろう。
10人目 : MF 小泉慶 (柏レイソル)→ 柏に加入して2年目となるが今シーズンは出番に恵まれていない。昨シーズンはJ1で27試合に出場したがここまでJ2で1試合の出場のみ。出場時間はわずか13分となる。ボール奪取力の高さがウリとなるMFヒシャルジソンが加入した影響は大きくて居場所を見つけにくい状況になっている。MF大谷もいるので今後も出場機会アップは望めないことを考えると、今夏、J1のクラブが目を付ける可能性はある。
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