GK 松井謙弥 (水戸ホーリーホック)→ 13節のFC琉球戦(A)で敗れて初黒星を喫したが開幕から12試合負けなし。快進撃を見せる水戸は13節を終えた時点でわずか5失点。驚異的な数字を残している。守護神のGK松井はここまでフルタイム出場。持ち味である安定感のあるプレーで上位争いをする水戸を支えている。被・シュート数は100本。少ない方から数えて6番目なのでメチャクチャ少ないわけではないがベテランが確実に防いでいる。
DF 栗山直樹 (モンテディオ山形)→ 山形に加入して4年目。昨シーズンも体を張った守備でチームに大きく貢献したが今シーズンも3バックの中央で絶大な存在感を発揮している。近年、185センチを超える長身CBが増えたので「180センチ」というサイズはCBとしては小柄になるがサイズ不足を感じさせないほど空中戦に強い。また、球際にも強くて体を投げ出して相手のシュートをブロックすることが出来る。ファイター系のCBになる。
DF 染谷悠太 (柏レイソル)→ オフにDF鈴木大とDF中山雄が抜けた柏の新しい守備の要として活躍中。極度の得点力不足に苦しんでいる柏はここまで6位。調子は上がっていないが13試合で7失点のみ。守備陣の頑張りは称賛に値する。もちろん、日本代表のGK中村航のビッグセーブに助けられるシーンは少なくないが京都から加入したDF染谷の活躍は光っている。4節の京都戦(A)はブーイングを浴びる中、完封勝利に貢献した。
DF 伊藤槙人 (水戸ホーリーホック)→ 開幕当初は大卒2年目のDFンドカ・ボニフェイス、ここ最近はベテランのDF細川とCBコンビを組んでいる。DF細川が戦列に復帰した後、パートナーが変更になったが、DF伊藤槙は開幕から全試合に出場して素晴らしいプレーを続けている。13試合でわずか5失点。圧倒的な数字を残す水戸の守備陣をGK松井とともに支えている。大卒5年目になるが「J2では上位クラスのCB」と評価される選手になりつつある。
MF 上里一将 (FC琉球)→ 長きに渡って札幌で活躍。2017年と2018年は熊本でプレーしたがさしたるインパクトは残せなかった。沖縄県の宮古島出身なので地元に戻ってプレーすることになったが昇格組のFC琉球の中盤の要として絶大な存在感を発揮。開幕4連勝に大きく貢献した。精度の高い左足のキックが特徴。展開力はJ2のボランチの中では屈指と言える。若い選手が多いFC琉球にとって経験豊富なベテランの存在は心強い。
MF 藤村慶太 (ツエーゲン金沢)→ 13節を終えた時点でJ2最多となる21得点を奪っている金沢の中盤の要として大きな存在感を発揮している。正確な技術を駆使したボールキープと精度の高いパスが特徴になるがラストパスの本数は35本。これはFWクリスティアーノ(柏)、MFレアンドロ・ドミンゲス(横浜FC)に次いでJ2で3番目。日本人では最多となる。仙台時代はなかなか出場機会を得ることが出来なかったが金沢では主力として輝いている。
DF 三鬼海 (モンテディオ山形)→ 山形は3バックを採用しているので右WBで起用されているが精度の高い右足のキックは山形の大きな武器になっている。首位を走る山形はセットプレーから5ゴール、クロスから5ゴールを奪っているが、MF三鬼の右足からたくさんのチャンスが生まれており、ラストパスの本数はJ2で4番目になる。「J2では有数の右SB/WB」と評価される選手だったが今シーズンの活躍で自身の評価はさらに高まっている。
MF 坂元達裕 (モンテディオ山形)→ 東洋大出身の大卒ルーキー。開幕前の時点では大きな注目を集める存在ではなかったが2節で初スタメンのチャンスを得ると、以後、過密日程でターンオーバーだった試合を除くと全てスタメンで起用されており、早くも3ゴールを挙げている。運動量が多くてテクニックがあってイマジネーションも豊富。単調になりがちだった山形の攻撃にアクセントを加えている。彼の活躍は前半戦のサプライズの1つと言える。
FW 鈴木孝司 (FC琉球)→ 開幕6試合で8ゴールと量産。FC琉球の開幕ダッシュに成功に大きく貢献して2月・3月の月間MVPに選出された。7節以降はゴールが止まってチームも勝てない時期が続いたが13節の水戸戦(H)では決勝ゴールをゲット。水戸の開幕からの連勝記録を「12」で止めてヒーローになった。ここ2年間は怪我に苦しんだが心機一転。新天地で目立った活躍を見せている。とにかくシュートの上手な選手である。
FW 黒川淳史 (水戸ホーリーホック)→ 昨シーズンは主に右SHで起用された。FWジェフェルソン・バイアーノやFW伊藤涼に主役の座を譲っていたが彼らが抜けた今シーズンは水戸の王様として輝きを放っている。今シーズンは2トップの一角で起用されており、同じように大宮からの期限付き移籍となるFW清水慎と2トップを組んでいるが高度な技術と運動量は相当に目立つ。完全に殻を破って「J2の中ではスペシャルな選手」になりつつある。
FW イ・ヨンジェ (ファジアーノ岡山)→ 期待されながらもJ2での自己最多は2015年と2016年の7ゴールのみ。やや伸び悩んだ元韓国代表のストライカーが一気に覚醒。13試合で8ゴールと序盤戦からゴールを量産している。もともと高さがあってパワーがあってスピードもある選手なので「潜在能力は折り紙付き」だったがフィニッシュの場面で落ち着いてプレーできるようになった。5節の柏戦(A)では決勝ゴールをゲット。開幕4連勝の柏に土を付けた。
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