1人目 : MF 田中碧 (川崎フロンターレ)→ 「MF大島僚ならびにMF守田が怪我で欠場する試合が多くなっている。」という事情はあるにせよ、J1で大幅に出場機会を増やしている。両者が万全の状態であるならば彼らが優先して起用されるのは間違いないので「スタメンを確保した。」とは言えないが十分すぎるほどの活躍を見せている。五輪代表のボランチは依然として絶対的な存在がいないことを考えると「十分に食い込むチャンスはある。」と言える。
2人目 : MF 浅野雄也 (水戸ホーリーホック)→ 手倉森JAPANで活躍した日本代表のFW浅野拓(シュツットガルト)の弟。ストライカー系の選手である兄とは違って弟はアタッカー系の選手になる。タイプは少し異なるがスピードとパワーが武器になるのは同じである。左利きというのも大きな特徴と言える。開幕から負けなしが続いている水戸の中ではスーパーサブ的な起用法になっているが短い時間でも途中出場でもインパクトを残せる選手である。
3人目 : MF 相馬勇紀 (名古屋グランパス)→ 昨シーズンは特別指定選手ながら名古屋のJ1残留に貢献した。新卒で加入した今シーズンは途中出場が多くなっているがキレ味鋭いドリブルは大きな武器になっている。1人で局面を打開できるのは魅力。「打開力に関してはJ1の中でも上位クラス」と言える。1997年2月25日生まれなので東京世代になる。2列目の競争は極めて激しいが「今後、五輪代表の競争に絡めるだけの実力を持っている。」と言える。