■ 若手中心で挑むフランスW杯今夏にフランスで開催される女子のW杯に出場するなでしこジャパンのメンバー23名が5月10日(金)に発表された。近年のW杯や五輪で中心になったMF澤やMF宮間やFW永里やDF岩清水などに代わって若い選手が中心となった。経験豊富な選手はDF鮫島、DF熊谷、MF宇津木、MF阪口、FW岩渕など数名のみ。かなりフレッシュな顔ぶれになったと言える。平均年齢は大きく下がってW杯初出場の選手が大多数を占める。
多くの一般の人は「なでしこジャパン=2011年のW杯で世界一に輝いた時のメンバー」と認識していると思うので『知らない選手が多い。』と感じた人が多くなると思うが若い世代は近年のU-17W杯やU-20W杯で結果を残してきた選手たちである。2014年のU-17W杯を制覇したときの中心選手であるMF杉田妃やMF長谷川唯などがメンバーに入っており、ボランチのMF杉田妃に至っては大会のMVPに選出されている。
また、昨夏に行われたU-20W杯を制した太JAPANのメンバーもDF南やFW遠藤純やFW植木などがメンバー入り。2011年のドイツW杯を制覇した経験のあるDF鮫島、DF熊谷、MF宇津木、MF阪口、FW岩渕など中堅やベテラン世代と、U-17W杯やU-20W杯を制覇した経験のある若手世代がうまく融合できると面白いチームになるだろう。メンバーの半数ほどは世界制覇を経験している選手になるのは心強い。