■ 高額年俸選手を擁するチームが・・・。今シーズンのJリーグの注目クラブだったヴィッセル神戸は7節を終えた時点で監督交代となった。MFイニエスタ、FWダビド・ビジャ、FWポドルスキというVIPトリオを擁しながら結果を出すことが出来ずに苦しんでいる。一方、昨夏にFWフェルナンド・トーレスを獲得して、今オフにMFクエンカを獲得したサガン鳥栖は極度の得点力不足に苦しんで10節を終えた時点でわずか1ゴールのみ。最下位に沈んでいる。
日刊スポーツの選手名鑑によるとMFイニエスタの年俸は32億5,000万円になる。これは、間違いなく、Jリーグ史上最高額と言える。FWポドルスキは6億4,000万円、FWダビド・ビジャは3億5,000万円、FWフェルナンド・トーレスは8億円になる。MFクエンカは3,500万円なので他の4人と比べるとはるかに格安になるがいずれにしても高額年俸の選手を擁しているチームが今シーズンもJ1で苦労している。
MFイニエスタ、FWダビド・ビジャ、FWポドルスキ、FWフェルナンド・トーレスの4人の加入でJリーグが大いに盛り上がっているのは間違いないところである。特に神戸の試合はホーム戦もアウェイ戦も大盛況である。1節のC大阪戦(A)は42,221人、5節のG大阪戦(A)は37,076人、8節の浦和戦(A)は54,599人の観衆を集めた。ヤンマースタジアム、パナソニックスタジアム吹田、埼玉スタジアム2002はほぼ満員だった。