■ 今シーズンも下位に低迷しているが・・・。大木監督になって3年目となるFC岐阜は3勝6敗3分けで勝ち点「12」。19位と今シーズンも下位に低迷している。開幕3試合は2勝1敗。好スタートを切ったが4節以降は8試合勝ちなし苦しんだ。直近の12節は同じように勝ちなしが続いていたFC琉球とホームで対戦したが新加入で元日本代表のFW前田遼が途中出場ながら1ゴール1アシストの大活躍を見せて2対1で逆転勝利。実に9試合ぶりとなる勝利を手にした。
12試合で8得点/16失点。昨シーズンと同様で今シーズンも得点力不足に苦しんでいる。期待のFW前田遼がスタメンで出場したのは1試合だけ。怪我の影響もあって5試合の出場にとどまっているのは誤算と言える。さらにJ3でゴールを量産した新加入のMF富樫も4試合で途中出場しただけ。ほとんどインパクトを残せていない。MFフレデリックも同様。こちらは1試合の出場のみ。期待の新戦力が揃って活躍出来ていない。
ようやく直近の試合でFW前田遼が活躍したのでここから勢いに乗っていきたいが今シーズンもFC岐阜は若手中心のメンバー構成になっている。いずれも大卒ルーキーとなるDF会津、DF柳澤亘、DF長倉の3人がSBのレギュラーを争っており、MF中島賢、MF永島、MF宮本航の3人はいずれも1996年生まれで22才。大卒2年目のMF三島頌やFW石川大も出場機会を得ているので「相当に若いチーム」になっている。