■ J2の第11節J2の第11節。5勝2敗3分けで勝ち点「18」。5位の柏レイソルはホームの三協フロンテア柏スタジアムで横浜FCと対戦した。「優勝候補の筆頭」と言われる柏は開幕4連勝を達成したが5節以降は1勝2敗3分け。6試合で勝ち点「6」のみと停滞している。ここ2試合は連続してスコアレスドローに終わっている。一方の横浜FCは4勝5敗1分けで勝ち点「13」。12位と中位に甘んじている。10試合で11得点/11失点になる。
ホームの柏は「3-4-1-2」。GK中村航。DF染谷、上島、古賀。MFヒシャルジソン、大谷、小池龍、菊池大、江坂。FWクリスティアーノ、瀬川祐。2試合連続でノーゴール中と結果が出ていないこともあってこの日はMF江坂がトップ下。FWクリスティアーノとFW瀬川祐の2トップになった。大卒ルーキーのDF上島は2試合連続スタメン。1997年の早生まれなので東京世代になる。FWオルンガはベンチスタートになった。
対するアウェイの横浜FCは「3-4-2-1」。GK竹重。DF川崎、田代真、ヨン・ア・ピン。MF佐藤謙、中里、北爪、中山克、レアンドロ・ドミンゲス、松浦。FW戸島。エースのFWイバは欠場。FW戸島が1トップの位置で起用された。MFレアンドロ・ドミンゲスは古巣対決になる。2011年にはJ1でMVPに選出されるなど中心として大活躍した。8試合で2ゴールを挙げている17才のMF斉藤光はベンチスタートになった。
■ 主導権を握った柏だったが・・・。試合はホームの柏が主導権を握る展開になった。上位陣との差が広がりつつある柏はこれ以上の取りこぼしは許されない状況になっているが立ち上がりから押し込んだ。前半12分には右サイドのMF小池龍に決定機が訪れたがシュートはブロックされてしまう。劣勢の展開になった横浜FCは前半42分にMFレアンドロ・ドミンゲスのパスからFW戸島に決定機が訪れたがシュートは枠を捉えることが出来なかった。
0対0で迎えた後半も柏ペースで進んでいく。後半15分にはMF小池龍が抜け出して余裕を持ってパスを出したが決められず。横浜FCは後半11分にMF斉藤光とMF渡邊一を投入。途中出場で2ゴールを挙げているMF斉藤光に期待が集まったがなかなかいい形でボールを持つことが出来ない。柏は後半25分にサイド攻撃からFWクリスティアーノが決定機を迎えたがヘディングシュートはキーパーの真正面だった。
横浜FCは後半35分にベテランのMF松井大を投入。すると後半39分にMFレアンドロ・ドミンゲスの絶妙なヒールパスからMF松井大が決定機を迎えたがシュートブロックにあって先制とはならず。柏は後半47分にCKからDF上島がヘディングシュートを放ったがバーに直撃した。試合は0対0で終了した。これで柏は3試合連続のスコアレスドローとなった。3試合連続で無得点と攻撃陣が結果を出せていない。
■ 不振の攻撃陣開幕4連勝と好スタートを切った柏だったが5節以降は7試合で1勝のみ。勝ち点が伸び悩んでいる。11試合で9得点/5失点。GK中村航を中心とした守備陣は奮闘しているが攻撃陣は力を発揮出ていない。ここ7試合で4ゴールのみと苦しんでいるがチャンスの数自体は、むしろ、開幕4連勝の時期と比べると多い。内容面で相手を圧倒する試合が増えているがゴールに結びつけることが出来ずに得点力不足に陥っている。
FWクリスティアーノは開幕から11試合連続でフルタイム出場を続けている。軸になっているが開幕の山口戦(A)で2ゴールを挙げた後、10試合ノーゴールとなった。FW瀬川祐も2節の町田戦(A)で決勝ゴールを奪った後は9試合ノーゴールと低調。ともに動き自体は決して悪くなくてシュートチャンスに絡んでいるがフィニッシュが決まらない。出遅れたFW江坂も8試合に出場してノーゴール。役者が結果を出せていない。
シュートチャンスは作っており、決定機もたくさん作れているので、FWクリスティアーノやFW瀬川祐やMF江坂がチャンスシーンで決められるのか?否か?である。J1やJ2で実績のある選手たちなので彼らの得点感覚が戻ってくることを待つしかない状況になっている。メンバーを大きく入れ替えることもなかなか難しいメンバー構成なので彼らを信じて辛抱して待つしかない。早期の復調に期待するしかない。
■ パリ世代のMF斉藤光は不発横浜FCはFWイバが欠場。FW戸島が1トップの位置で起用された。FW戸島とMFレアンドロ・ドミンゲスとMF松浦の「1トップ+2シャドー」になったがなかなか機能せず。守備もハマらなかったので前半28分あたりでシステム変更を実施。MF松浦のポジションを少しだけ下げてトリプルボランチ気味の布陣になったがいい形でボールを奪うシーンが少なくてカウンターの機会はほとんどなかった。難しい戦いになった。
守る時間の長い試合展開になったがそれでもゼロに抑えて勝ち点「1」を獲得。アウェイの柏戦ということを考えると「ドロー」というのは十分な結果と言える。開幕から6試合連続でベテランのGK南が先発で起用されていたがここ5試合はGK竹重が起用されている。栃木SCから獲得した新加入のGK竹重が正キーパーの地位を奪取しつつあるがいいプレーを続けている。キャッチングも安定していた。
注目が集まるパリ世代のMF斉藤光は後半11分に登場した。サポートが少ない中、個人で局面を打開してチャンスに絡むことが期待されたがこの日は低調。いい形でボールを持つシーンも少なくて、ドリブルで仕掛けたときに突破するシーンはほとんどなかった。5月に行われるU-20W杯の本大会のメンバー入りに向けてアピールが必要な状況だったがこの日は不発。良さを出すことは出来なかった。
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