10位 : MF 李栄直 (東京ヴェルディ)→ 北朝鮮代表でプレーした経験のあるMF李栄直は昨シーズンは攻撃的なポジションでプレーする機会も多かった。187センチの高さを生かした空中戦でチームに貢献したが今シーズンは開幕2試合はCB。3節からはボランチで起用されており、4節の栃木SC戦(H)と5節の徳島戦(A)は2試合連続ゴール。得点の部分でもチームに大きく貢献している。5節の徳島戦(A)のゴールは背中に当たって決まったので運も良かった。
09位 : MF 庄司悦大 (京都サンガ)→ 京都は中田一三監督になってボールを大事にするスタイルに変貌を遂げたが「スタイル変更を最も歓迎している。」と思われるのがMF庄司になる。山口やFC岐阜ではゲームメーカーとして活躍。正確にボールを繋いで攻撃の起点になれる選手なので「MF庄司の良さが発揮されやすいスタイルになった。」と言える。パスCBP(合計)はJ2全体で6位になるが彼にかかる負担は確実に減っている。
08位 : MF 藤村慶太 (ツエーゲン金沢)→ 5試合で9ゴールを奪っている金沢は5節を終えた時点で12ゴールのFC琉球に次ぐゴール数を記録している。1勝2敗2分けと思うように結果は出ていないが悪くない戦いを見せている。MF藤村は金沢に加入して2年目になると押しも押されぬ大黒柱になっており、精度の高いパスで多くのチャンスを演出している。6対1で大勝した4節の町田戦(H)は1ゴール1アシスト。躍動して初勝利に大きく貢献した。