06位 : セレッソ大阪 ・・・ 11.63億円
→ J1に復帰して3年目となるC大阪が6番目になる。2018年の総年俸は12億7,080万円。クラブ史上最高年俸だったがMF山口蛍やFW杉本健が移籍。DF茂庭やDF酒本やDF田中裕などベテランが抜けた影響も大きくて1億円ほどダウンしている。チーム内最高はMF清武とMFソウザとGKキム・ジンヒョンで1億円になる。続くのはFW柿谷とDFマテイ・ヨニッチで8,000万円。力のある外国人選手が多いチームである。
注目が集まる新加入のFW都倉は6,000万円。札幌時代の2017年は1,500万円、2018年は3,000万円。実績を考えると6,000万円というのは割高な感じはしないが「好条件でC大阪が引き抜いた。」というのは間違いなさそうだ。MF山口蛍とトレードのような形になったMF藤田直は6,000万円。MF山口蛍の代役候補であるMFレアンドロ・デサバトも6,000万円になる。チーム内得点王だったDF丸橋は5,000万円となる。
05位 : 鹿島アントラーズ ・・・ 11.97億円
→ 2018年の総年俸は12億7,560万円。クラブ史上最高の数字だったがMF小笠原、DF西大伍、DF昌子などが退団した影響もあって8,000万円ほど下がっている。チーム内最高はGKクォン・スンテとDF内田篤で1億5,000万円になる。先のとおり、DF内田篤の1億5,000万円というのはMF遠藤(G大阪)と並んで日本人のJリーガーでは最高年俸になる。人気のある選手なので十分に元は取れていると考えられる。
GKクォン・スンテが意外と高いのは驚きだった。同じ韓国人キーパーで比較するとGKチョン・ソンリョン(川崎F)は5,000万円、GKキム・ジンヒョン(C大阪)は1億円、GKキム・スンギュ(神戸)は9,000万円なので「やや割高」な印象も受ける。その他ではボランチのMFレオ・シルバも1億円になる。伝統的に外国人助っ人に高額年俸を支払うケースが多いチームである。4番目はGK曽ヶ端で7,200万円となる。
04位 : 名古屋グランパス ・・・ 12.21億円
→ 元ブラジル代表のFWジョーは3億5,000万円。これは30億円のMFイニエスタ(神戸)、8億円のFWフェルナンド・トーレス(鳥栖)に次いで3番目となるが、2018年は33試合で24ゴールを記録。MFイニエスタやFWフェルナンド・トーレスと比較しても「コストパフォーマンスは優れている。」と言える。続くのはGKランゲラックで2億円。キーパーに限定すると「Jリーグ史上最高年俸である。」と推測できる。
3番目は1億2,000万円のFWガブリエル・シャビエル。結局、助っ人3人だけで6億7,000万円になる。日本人最高は昨夏に加入したDF丸山で6,000万円になる。5,000万円を超えているのはここまでの4人だけ。意外と少ない。このオフに鳥栖から電撃加入したDF吉田豊は4,000万円。同じく電撃加入したボランチのMF米本は3,000万円になる。新加入のMFマテウス、レフティのMF前田直も3,000万円になる。
03位 : 浦和レッズ ・・・ 14.43億円
→ オフに大型補強に成功した浦和は3番目になる。チーム内最高はGK西川とMF柏木とFW興梠の3人で1億円。日本代表のDF槙野は9,000万円で4番目となる。8,000万円の選手が5人もいるが、DFマウリシオ、MF阿部勇、MFマルティノス、MFファブリシオ、FWナバウトになる。この中でMFマルティノスとFWナバウトは2018年は期待に応える働きができなかった。存在価値を示したいシーズンになる。
注目の新戦力のFW杉本健は6,500万円、DF山中とMFエヴェルトンは6,000万円になる。14.43億円という総年俸はクラブ史上最高になるが2006年に12億0,260万円まで到達した後は横ばい状態が続いていた。2006年~2014年までは9年連続で「浦和が総年俸で1位」だったが2015年と2016年はG大阪、2017年はC大阪、2018年と2019年は神戸が1位になった。ここ5年間は関西勢が1位の座を勝ち取っている。
02位 : サガン鳥栖 ・・・ 15.76億円
→ 浦和やG大阪や名古屋などのビッグクラブを上回って鳥栖が2位になった。昨夏に加入したFWフェルナンド・トーレスの年俸は8億円。MFイニエスタには及ばないが「Jリーグ史上2番目の高額年俸者」だと思われる。FWフェルナンド・トーレスだけでチームの総年俸の約半分になるがFWイバルボとFW金崎も1億円なので1億円プレーヤーが3人。「フォワード陣の豪華さはJリーグ史上でも屈指」と言える。
さらに元エースのFW豊田も8,000万円と高額である。新戦力のMFクエンカは7,000万円。コストパフォーマンスを考えると「FWフェルナンド・トーレスよりもお買い得」と言える。2012年にJ1に昇格してきたが初年度は1.75億円。J1最少だったが総年俸は右肩上がりで増えている。2013年が2.37億円、2014年が2.93億円、2015年が4.15億円、2016年が4.16億円、2017年が4.75億円、2018年が6.00億円となる。
01位 : ヴィッセル神戸 ・・・ 47.36億円
→ 当然、総年俸の1位は神戸になる。47.36億円というのは飛び抜けた数字になる。2位の鳥栖が15.76億円なので「ほぼ3倍」である。清水・広島・横浜FM・松本山雅・札幌・仙台・湘南・大分という11位~18位のチームの総年俸を合計しても43.59億円なので47.36億円というのは異次元の数字になる。いろいろな説が流れているがエル・ゴラッソの選手名鑑ではMFイニエスタの年俸は30億円となっている。
J1の18クラブの総年俸は198.28億円。MFイニエスタ1人で全J1リーガーの約15%を占めている。プロ野球(NPB)のチームと比較すると2018年の1位はソフトバンクホークスで61.86億円。さすがに日本一のチームには及ばないが読売ジャイアンツの47.31億円をわずかに上回っている。Jリーグのクラブの総年俸が「球界の盟主」と言われる巨人の総年俸を上回る時代が来るとはとても想像することは出来なかった。
2019年の順位予想バトル(J1編) ・・・ 締切日が間近に迫ってきました。 受付期間 : 2019年1月6日(日)~2019年2月21日(木)
→ 不公平が生じるので、それ以後は受け付けません。
→ 順位決定方式やポイントの計算方式等のルールはこれまでと全く同じです。
→ 同ポイントで並んだときは投稿時期が早かった人が上の順位になります。
→ 早い時期に投稿した方がいい順位(いい成績)になる可能性が高まります。
【質問内容】
(項目1) ハンドル名
(項目2) 年代
(項目3) 性別
(項目4) 地域
(項目5) 好きなJリーグのクラブはどこですか? (複数選択可)
(項目6) J1の全18クラブの順位を予想をしてください。
(項目7) その理由を簡単にお書きください。
(項目8) 2019年のJ1で注目するクラブとその理由をお書きください。(好きなクラブ以外で)
(項目9) 2019年のJ1で注目する選手とその理由をお書きください。
(項目10) 2019年のJ1でブレイクすると思う若手選手は誰ですか?
(項目11) 特に好きだった外国人Jリーガーは誰ですか? (今、Jリーグでプレーしている選手は除く。)
・投稿用フォーム (J1編) → https://form1ssl.fc2.com/form/?id=d891dd2db0db8597
・投稿用フォーム (J2編) → https://form1ssl.fc2.com/form/?id=1d0624440ac55df6
・投稿用フォーム (J3編) → https://form1ssl.fc2.com/form/?id=855132f3d67e69b7
※ たくさんの予想が集まった方が面白いので気軽に順位予想バトルに参加してください。
※ シーズン終了後には「成績の発表」を行います。できるだけ私情を挟まずに予想することをお勧めします。
※ 誤字や脱字、クラブ名の間違い(=栃木FCなど)、言い回しの間違い等があったとしても、よほどのことがない限り、そのままアップしています。特にクラブ名の間違いにはご注意ください。関連エントリー
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