愛媛FC→ 2018年は全日程の1/3に当たる14節が終了した時点で間瀬監督が契約解除。川井監督に再建を託した愛媛FCだったが「V字回復」を果たした。間瀬監督のときは14試合で2勝8敗4分けだったが、川井監督になってからは10勝10敗8分け。イーブンの成績でシーズンを終えた。14節を終えた時点では20位だったが早々に残留争いから抜け出すことができた。ただ、最終的には18位。難しいシーズンになった。
例年、オフ期間中は主力の流出に苦しんできたが今オフは最小限にとどまった。もちろん、MF小池純(→東京V)やMF安藤淳(→京都)は貴重な戦力だったが期限付き移籍だったGK岡本、MF野澤、MF神谷はレンタル延長。FW藤本佳は完全移籍での加入が決まった。実績のある選手の補強は元日本代表のMF山瀬功(福岡)くらいなので「補強が成功した。」とは言えないが大半の主力の引き止めに成功した。
ここ数年の愛媛FCはほとんどの試合を3バックで戦っている。「3-4-2-1」がベースだったが残留争いから抜け出して少し余裕が出てきた昨シーズンの終盤は4バックを採用する試合がいくつかあった。新たなチャレンジと言えるがもともと川井監督はパスサッカーを志向するタイプの監督なので今シーズンは「4-1-2-3」を採用するのでは?と言われている。本格的に4バックを導入することは十分に考えられる。