■ 日本サッカー界のご意見番アジア杯のメンバーだったMF乾は大会期間中にベティスからアラベスへの移籍が決定。先日の試合で「アラベスでのデビュー」を飾ったが評価は上々。ベティスでは出場機会に恵まれなくて、アジア杯でも出場機会は限られたが、新天地でいいスタートを切った。世界屈指のリーガ・エスパニョーラで出場機会を得るのはなかなか大変なこと。スペインのクラブへの移籍はリスクも高いが滑り出しは順調と言える。
現地のサポーターからも概ね高評価を受けているが、先日、自身のツイッターで「日本サッカー界のご意見番」と言われるセルジオ越後さんを痛烈に批判して話題になっている。MF乾だけでなくDF酒井高やMF岡崎慎やFW大迫なども反応。ロシアW杯のメンバーだった代表プレーヤーが絡んでちょっとした騒動になっている。発端は「香川真司の移籍は遅すぎる!海外移籍するなら試合に出ろ!」と題された記事になる。
当サイトでは過去に何度かセルジオ越後さんを批判してきたが依然として影響力は大きい。「辛口」と言われるが基本は「逆張り」である。「逆張り」なのである瞬間には正しいことを言っているケースもあるが、『(Aをしたら)何故Bをしないのか?』と批判して、『(Bをしたら)何故Aをしないのか?』と批判するのがスタイルである。一貫性は全くないが、敢えて言うと、「常に逆張りであること」は一貫している。
『(日本代表にCを招集したら)何故Dを招集しない!』と苦言を呈して、『(次の機会にDを招集したら)何故Eを招集しない!』と苦言を呈する。建設的では全くないが「少しサッカーに興味がある。」という層には支持される。その人がサッカーに興味を持っていろいろな情報を仕入れて成長を遂げると「逆張りであること」に気が付くが「少しサッカーに興味がある。」というレベルで停滞している人は日本にたくさんいる。