■ J1は2月22日(金)に開幕2019年のJ1は2月22日(金)に開幕する。今シーズンはC大阪 vs 神戸がオープニングカードに選出されたが、MFイニエスタ、FWポドルスキ、FWダビド・ビジャの大物外国人トリオ以上に注目を集めるのはオフにC大阪から神戸に電撃移籍したMF山口蛍だろう。ヤンマースタジアム長居での試合になるのでC大阪のサポーターから大きなブーイングが浴びせられるのは確実である。スタジアムは異常な空気になるだろう。
J2は2月24日(日)に開幕する。Jリーグの開幕まで10日ほど。開幕が近づいてきたが2019年のJリーグの選手名鑑が各出版社から発売される時期になった。Jリーグの選手名鑑で代表的なものは「サッカーダイジェストの選手名鑑」と「エル・ゴラッソの選手名鑑」になる。かつては「サッカーダイジェストの選手名鑑」と「サッカーマガジンの選手名鑑」の2トップだったが「エル・ゴラッソの選手名鑑」が台頭してきた。
選手名鑑はJリーグ観戦には必須のアイテムになるので「サッカーダイジェストの選手名鑑か、エル・ゴラッソの選手名鑑のどちらかを購入している。」という人が最も多くなると思うが、「サッカーダイジェストの選手名鑑もエル・ゴラッソの選手名鑑も両方とも購入している。」という人も少なくないはず。1,000円に満たない額であれだけJリーグのクラブや選手の情報が得られる本は「他にはない。」と言える。
■ 各社から選手名鑑が発売中先日、10年ほど前の選手名鑑を引っ張り出してきて眺めていたが最近の選手名鑑と比べると内容的にはやや薄い。Jリーグのクラブ数は、ほぼ毎年、増えているので、選手名鑑が網羅しなければいけない範囲は広くなっているが、Jリーグの選手名鑑の内容は年を重ねるごとに充実してきている。誤記や誤植はたくさんあるが、1冊の中にこれだけの情報がちりばめられているので「致し方ない。」と言える。
「サッカーダイジェストの選手名鑑を買うべきなのか?」、「エル・ゴラッソの選手名鑑を買うべきなのか?」は意見が分かれるところである。当然、歴史が長いのはサッカーダイジェストの選手名鑑である。昔からずっとサッカーダイジェストの選手名鑑を買っているので迷うことなく引き続いてサッカーダイジェストの選手名鑑を購入しているという人は多いと思うがエル・ゴラッソの選手名鑑には独自の良さがある。
1000円弱なので「両方を購入して楽しむ。」というのがベターな選択だと思うが、「選手名鑑の各種アンケートに対する鹿島の選手のそっけない回答ぶり」は毎年のように話題になる。2019年のエル・ゴラッソの選手名鑑を例に出すとJ1とJ2とJ3の全ての選手に対して「ニックネームは?」、「マイブーム・趣味は?」、「最近の悩みは?」など14個の質問をぶつけているが鹿島の選手は「-」が目立つ。
14個の質問に対する「-」の数をいくつかのクラブをピックアップしてクラブ別にカウントしてみると
札幌 ・・・ 54
仙台 ・・・ 96
鹿島 ・・・ 270
大分 ・・・ 56
になる。もちろん、遅い時期に加入が決まってチームへの合流が遅くなったタイ代表のMFティティパン(大分)などが全て「-」になるのは仕方がない。締切日のことを考えると仕方がないと言えるが普通にキャンプに参加している選手であればアンケートに回答する時間は簡単に作れるだろう。「ニックネーム」や「未婚 or 既婚」や「スパイクメーカー」など考える必要が全くない質問もいくつか含まれている。
■ メリットが感じられない塩対応「自分の武器」や「昨年一番凄いと思った選手」や「好きなアーティスト」や「好きな女性タレント、芸能人」あたりの質問を真剣に考えたとしても15分あれば全ての質問に回答できるだろう。『自分のことをサッカーファン、特に他クラブのサポーターにアピールできるチャンスであること』、『時間のかかる作業ではないこと』を考えると「-」を連発する選手が続出する鹿島の状況は理解に苦しむところである。
毎年、選手名鑑を購入している人にとっては慣れっこになっているが、「鹿島の選手の選手名鑑のアンケートに対する塩対応ぶり」は今シーズンに限らず、毎年の話である。ランダムに6年前の2013年の選手名鑑を引っ張り出して確認しても塩対応の選手は多い。ベテラン選手のみならず、若手も塩対応の選手が多い。その一方で、ちょうど10年前の2009年まで遡るときちんと回答をしている選手が多くなる。
どこかのタイミングで何かしらの問題や事件が勃発して「今後、クラブとして各社の選手名鑑のアンケートには協力しない。」という方針になったのであれば「仕方がない。」と割り切るしかないが、「何かしらの問題や事件が勃発した。」という話は聞いたことがない。「(担当者が無能すぎて)いつも締切間近にアンケートへの回答を依頼するので考える時間がほとんどないことが塩対応の理由」というのも考えにくい。
理由がはっきりしないこともあって「Jリーグの七不思議の1つ」に挙げられるが「真面目に考えてアンケートに回答しているのだろう。」と思われるクラブや選手が多い中、塩対応の選手がほとんどとなると鹿島に対する印象は悪くなる。また、若手にとってはアピールの絶好のチャンスであることを考えると何とも勿体ない気もする。塩対応でプラスになることはほとんどないことを考えると何とも不可解な対応である。
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