07位 : いわてグルージャ盛岡→ 今シーズンからクラブ名が変更になって「いわてグルージャ盛岡」として新しいスタートを切ることになった。選手の入れ替えは激しかった。DF久保、DF稲森、DF畑本、DF田中舜、MF安楽などが現役を引退をして、WボランチのMF小谷光(→秋田)とMF山田陸(→長野)はともに退団。29試合で6ゴールを挙げたFW藤沼(→秋田)はレンタル終了。MF谷村は契約満了で、MF白石(→富山)も流出となった。
重要な選手が何人も抜けているがFW宮市剛は再契約。引き止めに成功した。そして、何と言っても23試合で15ゴールを記録したエースのMF谷口海の引き止めに成功したのが今オフの最大のニュースと言える。MF櫛田(ウーロンゴンU)、DF米原祐(SC相模原)、DF深井脩(秋田)など計算できる選手をたくさん獲得できたのも評価できる。マイナス面も多いが、プラスの面も多い。トータルではまずまずと言える。
06位 : ブラウブリッツ秋田→ 昨オフは2017年のJ3で目立った活躍を見せた選手をたくさん獲得した。「J3選抜」のようなチーム構成になったが新戦力の良さを引き出せず。優勝候補の筆頭に挙げられながらまさかの8位に終わった。巻き返しを図るシーズンになるが一転して若手中心の補強になった。昨オフは即戦力クラスの選手をたくさん獲得しているので大きな方針展開と言えるが「長い目で考えると悪くない方針転換」と言える。
DF中島大(讃岐)、DF沖野(C大阪)、FW藤沼(盛岡)、MF堀研太(横浜FM)、FW和田昌(横浜FM)など若くて有望な選手をたくさん獲得できたのでフレッシュな顔ぶれになった。補強ポイントだったボランチはMF小谷光(盛岡)を獲得。非常にいい補強が出来たと言える。心配されるのはフォワード陣。昨シーズンは低調だったがFW田中智(→富山)が抜けた。FW林容平(大分)が相当に頑張らないと得点力不足に陥るだろう。
05位 : ザスパクサツ群馬→ とにかく選手の入れ替えが激しいオフになった。MF風間宏希(→FC琉球)、GK松原(→湘南)、MF松下裕(→栃木シティ)、FW高橋駿(→富山)などが退団したのでマイナス材料も少なくないがFW加藤潤(鳥取)、FW青木翔(沼津)、FW辻(Y.S.C.C.横浜)を獲得。3人とも前・所属クラブでは攻撃の中心になっていた選手である。慢性的な課題である得点力不足解消のためにJ3で実績のある選手に狙いを定めた。
一方の守備陣は正キーパーのGK松原が抜けたので実績のあるキーパーがいない状態である。最終ラインは布啓一郎監督の教え子であるDF渡辺広(山口)を獲得。J2で主力として活躍していた選手なので大きな補強になった。大黒柱のMF風間宏希が抜けた中盤はMF窪田(富山)、MF姫野(大分)、MF佐藤祥(水戸)などを獲得したがパワーダウンは否めない。中盤の選手の頑張りがJ2昇格のためには必要である。
04位 : ロアッソ熊本→ 攻撃の中心だったFW安柄俊(→水原FC)、FW皆川(→広島)、MF田中達(→G大阪)の3人を引き止めることは出来なかったがこれは想定の範囲内である。補強ポイントだったCFはFW原一樹(讃岐)とFW三島康(松本山雅)の獲得に成功した。ともに実績のあるベテランである。ともに2桁ゴールを記録したFW安柄俊とFW皆川の抜けた穴は当然のことながら小さくはないが何とかリカバーできたと言える。
「攻撃の中心になれるアタッカー」も必要としていたがキレ味鋭いドリブルを武器とするMF田村翔(福島)を獲得。有望な選手を獲得できたがあと1人くらいはアタッカー系の選手を獲得したかった。CFと並んで優先補強ポイントだったキーパーは日本代表経験のあるGK山本海(横浜FC)を獲得。これは大きな補強と言える。有望株のMF米原(→松本山雅)の流出はショッキングだったがJ2昇格を狙える顔ぶれになった。
03位 : SC相模原→ 慌ただしいオフになった。早々にエースのFWジョン・ガブリエルの引き止めに成功したのは良かった。J3で30試合に出場して17ゴールを記録したエースが今シーズンもSC相模原の攻撃陣を引っ張ることになる。ただ、FWジョン・ガブリエルとともに攻撃の中心になったMF谷澤(→藤枝MYFC)の流出は想定外。DF工藤祐が現役を引退してDF米原祐(→盛岡)とMF徳永は退団。重要な選手がたくさん抜けている。
さらにはMF菊岡(→青森)やDF保崎(→未定)も抜けたが、その一方でDF富澤(新潟)、MF稲本(札幌)、MF末吉(福岡)、FW大石(山口)、MF伊藤大(岡山)、MF平石(秋田)などを獲得。10番を背負うMFジオヴァンニ(サンタクルスFC)も能力の高い選手なので「計算できる選手」が一気に増えた。年齢層がさらに高くなるのは気になるが各ポジションに優秀な選手をそろえており、上位進出は十分に可能と思われる。
02位 : カターレ富山→ まさかの11位に終わったが安達監督になってからは22試合で10勝7敗5分け。監督交代後は3位の鳥取と同じくらいの勝ち点ペースだったので立て直しには成功した。久々のJ2復帰を目指すがMF新井瑞とMF前嶋の引き止めに成功。最優先補強ポイントだったCFは2017年のJ3でMVP級の活躍を見せたFW田中智(秋田)を期限付き移籍で獲得。FW田中智はJ3で実績のある選手なので大きな補強になる可能性がある。
実績のあるFW高橋駿(群馬)の獲得も効果的。「オフの補強に成功して攻撃力アップに成功した。」と言える。心配されるのは絶対的な守護神だったGK永井堅(→徳島)が抜けた点。ベテランのGK榎本哲(浦和)がどこまでカバーできるか?に注目が集まる。主力の流出が最小限にとどまった一方で実力者や有望株を何人も獲得できたので「J2復帰」を狙える戦力になった。上位候補の1つに挙げられる。
01位 : 藤枝MYFC→ 就任2年目となる石崎監督の人脈をフルに活用して大型補強を敢行した。J1やJ2で実績のある選手をたくさん獲得。ブービーの16位からの巻き返しを図ることになるが「2019年のJ3のダークホース候補の1つ」に挙げられる。32試合で32得点と得点力不足が問題点だったが元日本代表のFW森島康(栃木ウ―ヴァ)を獲得。地域リーグで結果を残してきた大型ストライカーが久々にJリーグの舞台に戻ってくる。
また、テクニシャンのMF谷澤(SC相模原)にかかる期待も大きい。2018年はSC相模原でプレーしたが31試合で7ゴール。「J3の中では屈指のアタッカー」である。ボランチは経験豊富なMF松岡(山形)を獲得。MF成岡(SC相模原)やDF秋本(タイ・ホンダFC)も加わったのでネームバリューのある選手が一気に増えた。ベテラン中心の補強になったがDF川島將(北九州)やMF星原(群馬)など中堅世代の選手もゲットした。
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