清水エスパルス ・・・ B-
→ 2018年の開幕前は「降格候補の1つ」に挙げられていたが8位と躍進した。FW北川航が殻を破って32試合に出場して13ゴール7アシストを記録。日本代表に選出されるなど大飛躍のシーズンになった。右SHで固定されたMF金子翔も34試合で10ゴール7アシストと目覚ましい活躍を見せた。五輪代表でも主力になったDF立田は右SBでポジションを確保。新加入のDFファン・ソッコやFWドウグラスの活躍も目立った。
昨シーズンは若手が台頭。ポジティブな要素の多いシーズンになったが今オフもポジティブなニュースが多かった。ゴトビ監督時代からなかなかレギュラーが固定できずにアキレス腱になっていた右SBにDFエウシーニョ(川崎F)を獲得できたのは大きい。2年連続でベストイレブンに選出されている「J1屈指の右SB」を獲得したことで長きに渡って弱点になっていたポジションが一転してストロングポイントになった。
10番のMF白崎(→鹿島)の流出は痛手である。MF藤本淳やFW大前に続く「10番の流出」なので精神的なショックは大きかったが27試合で7ゴールを記録したMF中村慶(長崎)を獲得。補強ポイントだった守備型のボランチとしてMFヘナト・アウグスト(パルメイラス)を獲得して186センチのDFヴァンデルソン(パラナエンセ)の獲得にも成功した。主力の流出は最小限にとどまったので「充実した補強が出来た。」と言える。