湘南ベルマーレ D+
→ 2018年のルヴァン杯を制覇して24年ぶりのタイトルを獲得した湘南は今シーズンも引き続いて曹貴裁監督が指揮を執ることになった。監督に就任したのは2012年なので早くも8年目。かなりの長期政権になっているが2015年の8位を上回る成績を残すことが今シーズンの1つの目標になるだろう。昨シーズンは最終節まで残留争いに巻き込まれる苦しいシーズンになったが同じ事態になることは絶対に避けたい。
オフの補強は「まずまず順調だった。」と言える。近年の湘南は主力の流出が少なくなかったが「今オフの主力の流出」はボランチのMF石川俊(→大宮)のみ。28試合に出場した生え抜きのMF石川俊の移籍は想定外の出来事だったが五輪世代のMF金子大ならびにMF齊藤未が控えていることを考えると大きな痛手とは言えない。むしろ、世代交代を進めざる得ない状況になったことがプラスに作用することも考えられる。
他には出番に恵まれなかったDFアンドレ・バイア(→未定)ならびにMF高山薫(→大分)が抜けたが主要メンバーの退団もこの2人くらい。逆に期限付き移籍だった10番のMF秋野、右WBのレギュラーとして28試合に出場したMF岡本拓をともに完全移籍で獲得できたのは非常に大きい。新卒の選手では2017年のU-17W杯に出場しているMF鈴木冬(長崎総合科学大附属高)を獲得するなど今オフもいい選手を獲得できた。