10位 : GK 廣末陸 (FC東京→レノファ山口)→ ちょうど2年前の冬の高校サッカー選手権の時に青森山田高の正キーパーとして大活躍。初優勝に大きく貢献したのは記憶に新しい。年代別代表にも定期的に招集されてきた世代屈指のキーパーがFC東京を離れて山口に修行に出ることになった。GK永石がいて、GK山田がいて、GK吉満もいるので競争相手は多いが、持ち前のフィード力をチームに還元できるならば「定位置確保」も十分にあり得るだろう。
09位 : GK 新井栄聡 (清水エスパルス→ツエーゲン金沢)→ 1年前のインカレを制した流通経済大で活躍した187センチの大型キーパー。今オフに清水から金沢に期限付き移籍することになったが飛躍するためのチャンスを得た。当然、正キーパーのGK白井に対する柳下監督の評価は高いので簡単には出場機会は得られないと思うが「GK白井よりも3センチ上」という高さをアピール出来たらノーチャンスではなくなる。柳下監督は若手を積極的に使うタイプである。
08位 : GK 大迫敬介 (サンフレッチェ広島)→ 高齢化が進む広島は世代交代を進めなければいけない時期に入っている。城福監督には勝つことと育てることの両方が求められるので難しいシーズンになる可能性が高まっているがキーパーも同様。2018年の前半戦に神がかり的な活躍を見せたGK林卓人も36才になったので一気に肉体的に衰えてきても不思議はない。低迷した場合は年代別代表の常連であるGK大迫に出番が回ってくるかもしれない。