10位 : DF 関川郁万 (流通経済大柏高→鹿島アントラーズ)→ 世代屈指のCBは冬の高校サッカー選手権でも大きな存在感を発揮した。182センチなので現代のCBとしては標準以下のサイズになるが身体的な能力が高くて闘争心あふれるプレーで相手フォワードを封じることが出来る。DF秋田→DF岩政→DF植田直と続いた『鹿島伝統のファイター系のCB』と言える。DF昌子(→トゥールーズ)が抜けてCBの層が薄くなったので早い段階からチャンスを得る可能性が出てきた。
09位 : DF 石尾崚雅 (セレッソ大阪U-18→ツエーゲン金沢)→ 高校3年生ながらJ3のC大阪U-23で22試合に出場。「3節からの10試合負けなし」にも大きく貢献した。C大阪でのトップ昇格はならなかったが金沢でJリーガーとしてのスタートを切ることになった。ユースの先輩であるDF庄司(→大分)の退団は彼にとっては悪くない話である。いきなり「4番」を与えられるなどクラブ側の期待値は高い。どんな状況でも落ち着いてプレーできるメンタルの強さは武器になるだろう。
→ 2018/04/13 【J3】 ポジション別に1位から10位までランキングで評価する。 (CB編)
08位 : DF 森下怜哉 (セレッソ大阪→栃木SC)→ 主力のCBが3人流出した栃木SCは苦しいオフになっている。現時点では「降格候補の筆頭」と言われているが、CBの補強もあまり進んでいない。質も量も十分ではないのでC大阪U-23で守備の要として活躍したDF森下怜にかかる期待は大きい。「ノビシロの大きいタイプ」ではないが総合力が高くてJ3でたくさんの試合を経験している。フィード力の高さにも定評があるので主力として活躍することが期待される。