アビスパ福岡 ・・・ C+ (12段階)→ 最終節で7位に転落してプレーオフ出場を逃した福岡は井原監督が退任してイタリア人のファビオ・ペッキア監督を招聘した。新しいスタートを切ったが攻撃的なチームに生まれ変わる可能性が高い。また、DF駒野(→FC今治)やMF山瀬功(→未定)やMF枝村(→未定)やDF堤(→未定)など経験のある選手が抜けた一方で新加入選手は若手が中心。若さを武器にハツラツとしたサッカーを見せるのでは?と考えられる。
監督が交代して1つの時代が終了したチームにしては選手の入れ替えは激しくないが正キーパーを務めたGK圍(→C大阪)はレンタルバックでチームを離れた。代わって加入が決まったのはスペイン人のGKセランテスなる。スペインの国内リーグでたくさんの試合を経験しているスペイン人のキーパーがJリーグでどんなプレーを見せるのか?は興味深い。「Jリーグで大きな存在感を発揮する可能性は高い。」と考える。
それ以外で加入が決まったのはMF前川(徳島)、MF田邉草(FC東京)、MF喜田陽(C大阪)の3人になる。MF前川とMF田邉草はテクニシャンで、18才のMF喜田陽は年代別代表の常連。世代屈指のボランチである。サイズには恵まれていないが技術が高くて判断も正確な選手をかき集めていることを考えるとコンビネーションサッカーを志向する可能性が高い。井原監督時代と比べるとスタイルは大きく変わるのではないか。
新卒の選手を除くと加入が確定しているのはこの4人のみ。J1昇格が目標になるチームであることを考えるとまだ物足りない。元日本代表のDF駒野ならびに若手のDF平尾が抜けたSBは手薄になっており、FWドゥドゥの去就に関わらず軸になれる選手がいなかったフォワードも即戦力の補強が必要である。補強の動きはまだ続いていると思うので、今後、どんな選手を獲得できるのか?に注目したい。
→ 2018/11/02 【U-19日本代表】 セルジオ越後さんがDF三國ケネディエブス(青森山田高→アビスパ福岡)を酷評した件について