レノファ山口 ・・・ A+ (12段階)→ 「J2の22クラブの中で最も充実した補強が出来たクラブの1つ」に挙げられる。22ゴールを記録したFWオナイウ阿道(→大分)は抜けたが元日本代表のFW工藤壮(広島)の獲得に成功した。ここ3年間は思うような活躍が出来ていないので「どこまでFWオナイウ阿道の穴を埋めることが出来るのか?」は分からないが実績のあるストライカーである。実力的には15ゴール程度を記録したとしても不思議はない。
さらにはMF田中パウロ淳一(FC岐阜)とMF吉濱(町田)とMF佐々木匠(讃岐)を獲得。FW高木大の引き止めにも成功したのでアタッカーの駒は豊富になった。MF高井やMF山下敬やMF池上もいるので左右のウイングならびにインサイドハーフのポジション争いは熾烈になった。ポジション争いをする選手のほとんどが若手~中堅世代の選手になるのでノビシロのある選手ばかり。さらなる成長も期待できる。
攻守の要になるのは今シーズンもMF三幸になるだろう。「J2では屈指のゲームメ―カー」と評される選手なのでステップアップの移籍もあり得たが早々に山口に残ることが決定した。軸となる選手の引き止めに成功した点も今オフの大きな成果と言える。補強ポイントだったCBはウズベキスタン代表のDFトゥルスノフを獲得してさらには「大学ナンバー1のCB」とも言われるDF菊池流(大阪体育大)の獲得にも成功した。
守備的なポジションのタレント力も大幅にアップして充実した顔ぶれになった。十分にJ1初昇格を狙えるメンバー構成になったがFW工藤壮がどこまでゴール数を積み上げることが出来るのか?が注目点になる。唯一、不安なポジションは昨シーズンも固定できなかった左SBになる。U-18日本代表のDF起(興国高)の加入は決まっているが即戦力となる可能性は低い。今後、あるとしたら左SBの補強になるだろう。
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