横浜Fマリノス ・・・ B- (12段階)→ 一昨年のオフはMF中村俊、昨オフはMF齋藤学が流出するなど2年連続で激動のオフになった横浜FMだったが穏やかなオフになっている。早々にDF広瀬陸(徳島)を獲得したがビルドアップ能力が高い選手なので今の横浜FMのサッカーに合った選手と言える。また、五輪代表の中心になっているMF三好(札幌)を期限付き移籍で獲得したが右ウイングではなくてインサイドハーフで起用されるのではないか。
MF三好は攻撃的なセンスを持った選手なので横浜FMの中心に収まる可能性は高いと考える。札幌が「レンタル延長での残留」には難色を示したように、今後、完全移籍で獲得できる可能性が限りなくゼロに近い選手をチームの中心に据えて戦うのは長い目で考えるとあまりいい話ではないがMF三好を獲得したことで若手のMF吉尾(→仙台)やMF堀研太(→秋田)などを修行に出しやすくなったのも確かなことである。
フォワードは大きな変化があった。13ゴールのFWウーゴ・ヴィエイラとの契約は更新せず。8ゴールを記録したFW伊藤翔(→鹿島)も抜けてしまった。実績十分のFW李忠成(浦和)を獲得したが計算が出来るフォワードは現時点ではFW李忠成のみ。近年は途中出場がほとんどだったことを考えるとフル稼働できる可能性はあまり高くない。今後、出来ることならばFW李忠成と同じかそれ以上のフォワードを獲得したい。
注目されるのは元日本代表のDF中澤の動向になる。2018年限りでの現役引退を示唆していたが夏以降は怪我の影響もあってなかなか試合に絡めなかった。不完全燃焼でシーズンを終えることになったが夏の移籍市場で獲得したDFチアゴ・マルチンスとDFドゥシャンとDF畠中が即戦力になったのでクラブ内での優先順位が下がっている。横浜FMに残っても出番は少なくなると予想されるがどういう決断を下すだろうか。
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