浦和レッズ ・・・ A- (12段階)→ オリベイラ監督の元、天皇杯を制した浦和はACLの出場権を確保することが出来た。ACLでの上位進出も期待されるが実績のあるFW杉本健(C大阪)ならびにDF鈴木大(柏)の獲得に成功した。FW杉本健は今シーズンは低調だったが定期的に日本代表に招集されており、2017年にはJ1で22ゴールを記録している。日本人フォワードでJ1で20ゴール以上を記録できるポテンシャルを持った選手は数少ない。
187センチの高さは浦和の新しい武器になるだろう。メンタル的に強い選手ではないので「浦和というビッグクラブでプレーするプレッシャーに潰されるのではないか?」という懸念もあるがいろいろな経験を積んできた選手なので言い訳は許されない。2022年のカタールW杯で活躍することを目指して浦和への移籍を決断したが26才になったばかり。これからの4年間がプレーヤーとしてのピークの時期になる。
DF鈴木大は経験豊富な選手である。こちらも若い頃から年代別代表で活躍してきた選手なのでベテランのイメージもあるがまだ28才。スペインでプレーしてきた経験はACLの舞台でフルに発揮されるだろう。目立った主力の流出はないのでここまでは順調なオフになっているが獲得に動いていたDF車屋(川崎F)の強奪には成功しなかった。現時点では補強ポイントだった左右のWBの補強はあまり進んでいない。
ドリブラーのMF汰木(山形)を左右のWBの位置で起用する手もあるが山形時代はシャドーの位置でプレーする機会の多かった選手なのでWBとしては未知数である。U-19日本代表のMF橋岡は右WBで起用されて予想以上の活躍を見せたがCBが本職となる選手なので攻撃面での貢献度は限定的だった。即戦力となるWBの補強に動いているのは間違いない情勢なので、今後、大きなニュースが飛び込んでくるかもしれない。
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