■ イレギュラーな大会17日間に渡って開催された東京五輪が閉幕した。「1年延期で、かつ、コロナ禍」というイレギュラーな大会になったが開催国の日本の選手が頑張ったことでほぼ無観客ながら大会は盛り上がった。「開幕前は東京五輪の開催にネガティブな感情を持っていた人やメディアが大会が始まると日本選手の活躍を称賛した。」というのがトピックスと言える。アスリートの頑張りを見て掌を返した人やメディアは多かった。
日本は過去最多となる27個の金メダルを獲得した。銀メダルは14個、銅メダル17個。合計すると史上最多の58個をメダルを獲得した。前回のリオ五輪もメダルラッシュだったが金メダルは12個、銀メダルは8個、銅メダルは21個だった。合計すると41個。41個というのは史上最多のメダル数だったが過去最多を大幅に更新した。ほぼ無観客になったことで歓声を浴びることはできなかったが地の利を生かした。
2013年の秋に東京五輪の開催が決まってからたくさんのお金を費やしてほとんどの競技を計画的に強化してきたことが実を結んだ。「メダルを獲得しても国民には何のプラスにはならない。」という人もいるがアスリートの持つパワーは凄まじいものがある。五輪以上に世界中で盛り上がる男子サッカーのW杯で活躍したMF本田圭などのサッカー選手は「総理大臣よりも世界に名前が知られている日本人」である。